デイヴ・グロール「いまでも『イン・ユーテロ』を聴くのは辛い」

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デイヴ・グロールは、ニルヴァーナのバンド・メイト、カート・コバーンが亡くなってすぐ、フェスティヴァルで観客がニルヴァーナの曲を大合唱するのを見て涙したという。

◆デイヴ・グロール画像

彼はUKの音楽誌『Mojo』にこう話した。「カートが亡くなったその夏、Lollapaloozaへ行ったんだ。あのときは、誰も俺に気づかなかった。でかい会場で3万人の中で次のバンドが出てくるのを待ってたら、PAから「All Apologies」が流れたんだ。オーディエンスみんなが歌い出した。泣いたよ。カートを失ってすぐだったし、あのアルバムは俺にとってものすごくエモーショナルなものだから。いまでも、聴くのが辛い」

「All Apologies」が収録されるその『In Utero』(1993年)は、9月にリリース20周年を記念し“スーパー・デラックス・エディション”がリリースされる。リミックス、未発表のデモ、ライヴテイク、B面など70曲以上を収録したCD3枚に、1993年12月13日にシアトルで開かれた<Live And Loud>のショウを収録したDVDが付くという豪華版。英国で9月23日(全米9月24日)にリリースされる。

Ako Suzuki, London
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