<エアロソニック>、「ママ・キン」でエアロスミスとB'z共演

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2013年4月26日に発表となった<エアロソニック>開催の第一報は、エアロスミスのファン、B'zファンはもとより、いわゆるロックファンの中でも大きな話題となるニュースだった。

◆エアロスミス&B'z画像

この世界中のロックファンがうらやむダブル・ヘッドライナー・イベントが、8月8日ついに開催となった。会場のグッズ売り場は列の終わりが分からないほどの長蛇ができ、ダブルネームのオリジナルTシャツは、早々に売り切れとなってしまっていた。

まだまだ灼熱の夕刻、17:30きっかりにB'zが登場、<エアロソニック>の幕が開けた。オープニングは最新のベスト・アルバムに収録されている新曲「Q&A」で開演、ライヴ中盤では「裸足の女神」をセンターステージの先端で松本孝弘と稲葉浩志がオーディエンスを煽り、プレジャーツアーさながらのベストセレクションで全16曲を一気に駆け抜けた。

セットチェンジを終え、エアロスミスは「ドロー・ザ・ライン」からライブがスタート。最新アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』からの「Oh Yeah(オー・イェー)」を含む全17曲を熱演。新旧織り交ぜたセットリストでオーディエンスを熱狂させた。

そしてライヴ中盤には<エアロソニック>ならではの、エアロスミスとB'zの共演の場がお目見えした。1stアルバム『野獣生誕』からの楽曲「Mama Kin(ママ・キン)」のパフォーマンスにて、松本稲葉がスティーヴン・タイラーによりステージ上に呼びこまれ共演、11年ぶりとなる奇跡のパフォーマンスの再現となった。

2002年のFIFA日韓ワールドカップ開催の際に、FIFAによる初の公式コンサートイベントとして2002年6月27日に東京スタジアム(現・味の素スタジアム)にて開催された<FIFA WORLD CUP KOREA/JAPAN OFFICIAL CONCERT>で実現した両者の共演では「トレイン・ケプト・ア・ローリン」がプレイされ、歴史的な1シーンとして語られる伝説となっていた。

エアロスミスのJAPAN TOURは<エアロソニック>の後、8月11日名古屋、8月14日、16日大阪で単独公演を行う。彼らにとって今回の来日は、2012年11月にオリジナル作品としては実に11年振りとなるニュー・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』の発売後としては初の来日となるものとなる。2011年のジャパン・ツアー・ライヴ&ドキュメントを収録したDVD、Blu-Ray作品『ロック・フォー・ザ・ライジング・サン』が来日記念盤として6月にリリースとなった。

一方のB'zは、デビュー25周年記念としてリリースされた、52曲におよぶ全シングルとミュージックビデオを完全収録したベストアルバムを6月12日に2作同時発売。6月~9月にかけ大規模な全国ホール・スタジアムツアー<B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER->を敢行中である。8月24日からは、札幌ドームを皮切りにスタジアム・ツアーに突入する。

<エアロスミス単独公演JAPAN TOUR 2013公演>
8月11日(日)
@名古屋名古屋ガイシホール
8月14日(水)
@大阪市中央体育館
8月16日(金)
@大阪市中央体育館

◆チケット詳細&購入ページ
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