戦国時代の名将、上杉謙信公の遺徳を偲び、大正15年から毎年開催されている<謙信公祭>が、2013年も謙信公のふるさと新潟県上越市で8月24、25日に開催された。

◆GACKT画像

8月25日(日)には、甲冑姿の勇壮な武者たちによる出陣行列が行われ、2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で謙信役を演じたGACKTが謙信に扮装し、上杉軍を率いて出陣した。沿道が観客で埋め尽くされる中、甲冑を身にまとい、白馬にまたがったGACKT謙信が大勢の武者を従えて登場すると、観客からひときわ大きな歓声が沸きあがった。

行列も終盤に差しかかり、GACKT謙信が号令をかけると、武者たちだけでなく沿道に詰めかけた観客も一体となって鬨(とき)の声をあげ、祭りの盛り上がりも最高潮を迎えた。出陣行列には一般応募から選ばれた約500人が鎧武士衣装や甲冑などに身を包み参加し、<謙信公祭>をもり立てた。

「今回の謙信公祭は、僕にとって2年ぶりの出演となったため、僕自身もこの日を大変心待ちにしていました。いつも『今回が最後になるかもしれない』という想いで演じてきましたが、今回も例外なくその想いの中、見に来て下さった方々の心に残るイベントとするべく、衣装や演出にもこだわりながら、準備をしてきました。戦国時代の中で水干を着るという行為は、古き良き時代をこよなく愛するということを表します。この日本には古き良き時代の宝が沢山あります。ドラマの中でしか見ることの出来なかった水干をお見せすることで、今の日本に古き良き時代にあった、多くの美しい物の存在に気付いていただけたらと思います。」──GACKT

●88回「謙信公祭」
「謙信公祭」は、上越市の英雄、上杉謙信公の遺徳を称え行われている祭。鎧兜に身をつつみ、槍刀を持った千人規模の武者たちが、舞台となる春日山城史跡広場まで勇壮な出陣行列を行う。街道の要所要所で鬨の声や鼓舞などが催され、こども武者行列もありと、見どころ満載。また、その後に行われる騎馬軍団が駆け回り、両軍の戦略や戦況が、まるで映画のようにストーリーのように進む川中島合戦の再現は、臨場感たっぷり、迫力満点で、他では見られない本格的なイベントで、毎年多くの「戦国」ファンを魅了している。2007年より、NHK大河ドラマで上杉謙信公を演じたGACKTを謙信役に迎え、また歴女ブームなどもあり、近年では若い女性の観客が急増し、壮麗な祭りの雰囲気に華やぎが加わり、新潟でも有数な夏の祭典の一つとなっている。