Astell&Kern AK120、ファームウエアV1.33公開

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「持ち運べるモニタリング環境」を実現させたオーディオプレイヤーAstell&Kern AK120のFirmware V1.33が公開された。

◆AK120画像

今回のバージョンアップでサポートされたのは、DSFファイルのタグサポートという機能拡張だ。アルバムアートは表示不可だが、ハイレゾ音源をより身近に気軽に楽むべく、少しずつ進化を遂げていることが何より嬉しい。なお、非対応のDSD5.6MHzファイル再生時には「非対応」というメッセージも表示されるようになった。

また、V1.33では細かいバグ修正も行われており、ギャップレスをオフにした状態で再生している時に、シャッフルモードを切り替えて画面をオフにすると、次の曲が流れてもタイトルが前の曲のまま表示されてしまう症状が改善された。また、同じくギャップレス・オフで再生している時に、リピートモードを切り替えると2曲目がループしてしまう不具合も解消された。

目に見えてわかりやすいバージョンアップではないが、日々の使い勝手の向上にじわじわと効いてくる細かなバージョンアップがありがたいところだ。これまで同様、今後もAK120は日を追うごとに進化を遂げていくことだろう。手のひらにすっぽり収まるコンパクトな最高峰サウンドを、ぜひ貴方にも!

AK120 Firmware V1.33
■機能拡張
・DSFファイルのタグサポート。※アルバムアートはサポートしておりません。
・DSD5.6MHzファイル(非対応)再生時に「非対応」メッセージを表示。
■バグ修正
・再生中(ギャップレスオフ時)にシャッフルモードを切り替えて画面オフ、次の曲が流れてもタイトルが前の曲のまま表示する症状の改善。
・再生中(ギャップレスオフ時)にリピートモードを切り替えると2曲目がループする症状の改善。
※本体内のデータは消えませんが、万一に備え、大切なデータはアップグレード前に必ずバックアップを行ってください。
※本体の設定やプレイリストが初期化されます。
※プレーヤーの空き容量が50MB以上必要となります。
※HEXファイルはファームウェアアップグレード後に自動で消去されます。
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