エルトン・ジョン「新曲はリンジー・ローハンとジャスティン・ビーバーのこと」

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間もなく30枚目のソロ・アルバムをリリースするエルトン・ジョンが、タイトル・トラックでもある「The Diving Board」について語った。成功や名声の暗部をテーマにした曲だが、これは彼自身の経験をもとにしたのではなく、若くして有名になり自分を見失ったリンジー・ローハンやジャスティン・ビーバーのことを歌ったものだという。

◆エルトン・ジョン画像

エルトンは英国のマガジン『EVENT』誌にこう話した。「薬物、非常識な行動、癇癪、服やメガネ、花に大金を使う…。僕のことだと思ってるかもしれないけど、違う。リンジー・ローハンやジャスティンだよ。何が起きてるのかわかってない若者たちのことだ」

「リンジーのこと考えると気が重くなる。彼女は才能があって素晴らしい女優だったのに、パーティーやなんやらクレイジーなことだらけになった。そもそも自分がなんで有名になったのか、忘れてしまっている」「かわいそうだと思うよ…。若い人たちが(名声に)飲み込まれてしまうのには心が痛む」

エルトン・ジョンのニュー・アルバム『The Diving Board』はUKで来週月曜日(9月16日)リリースされる(日本盤9月18日発売)。子育てのためライヴ活動をスローダウンするとも話していたエルトンだが、年内は北米やヨーロッパでの公演でスケジュールがぎっしり。木曜日(9月12日)には、ロンドンで開催中の<iTunes Festival>に出演。小規模な会場でのレア・パフォーマンスが期待される。

Ako Suzuki, London
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