RESPECT STAGEではダイノジがDJとして登場し、キッズも喜ぶ選曲でフィールドを大いに盛り上げ、太陽が昇るにつれてどんどんと熱気が高まっていた。そんなオーディエンスの昂ぶりを良い意味でゆる~い空気にしてくれたのが、OBANDOS!! 安齋肇や朝倉世界一、しりあがり寿ら7人構成でのステージ。

◆<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013> OBANDOS 拡大画像

メンバー全員がプロのアーティスト、といっても音楽ではなくイラストレーターや漫画家、ソラミミストといった異色の音楽集団だ。しかも楽器は手作り工作のもののみ! 幼稚園や小学校であんな楽器作ったよな…なんて懐かしくもなるバケツや空き缶パーカッションにホースやストロー笛、ダンボール&輪ゴムギターなどを使い、その場でジャムるパフォーマンスだ。

“いい音してるだろう。ウソみたいだろ。楽器なんだぜ、あれで”。思わずそう言いたくなるほどの驚きのステージがそこにはあった。

手作りのマスク姿で登場した面々に思わずどよめく観客たち。マスクにも手作り楽器が取り付けられ、そのまま演奏がスタート! 徐々に音が集まり、曲になっていく。なんとも言えぬ、妙に癖になる楽曲は淡々と続いていく。

「あっつ──い!!」とマスクを外し、安齋が「騒音が美しく聴こえることも…ウソです!!」と笑いを誘い、朝倉が今日の出演への感想を述べつつ、次曲「太陽ごめんなさい」の紹介へ。

さっきまでの曲は2曲分あったのか!? と会場はどよめきを隠せない(笑)。ちなみに1曲目「中津川の調べ」、2曲目「太陽ありがとう」だったとか。曲の始まりも誰からか決まっていない、本気のジャムステージ。トイレのポットンでリズムを鳴らし、輪ゴムでメロディーを奏でる。

終わりの時間も気にしない、いい大人が本気で楽しく悪ふざけをするステージは続いていく。会場に来る際に中津川名物を買ったことから名づけられた「栗きんとん行進曲」、軽快なリズムに乗せてテルミン(某「大人の●学」付録を改造した楽器)が鳴り、ワイヤーで作られたウッドベースが弾ける。

そして「最後にしっかり頑張ります!」とラスト「中央高速で帰ります」(帰りの運転はパラダイス山元が担当とか)へ。ごちゃまぜなんだけど、まとまると楽しい♪、そんなステージはメンバーが互いに顔を見合って、曲の終わりを探るという最後まで“らしい”パフォーマンスで終わった。

取材・文◎黒田奈保子 撮影◎平野大輔

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