島村楽器が発展途上国、児童養護施設にリサイクル楽器を届けるプロジェクト「楽器で世界を笑顔にしよう~楽器リサイクルプロジェクト~」

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島村楽器は、「楽器で世界を笑顔にしよう~楽器リサイクルプロジェクト~」を10月1日~10月31日の期間で実施する。

「楽器で世界を笑顔にしよう~楽器リサイクルプロジェクト~」は、島村楽器が創業(1962年)から今日まで事業を続けてこられたことを社会全体に感謝するために、環境・社会に役に立つCSR(企業の社会的責任)活動の一環として行うプロジェクト。

このプロジェクトでは、自宅に眠る不要となった楽器・壊れた楽器を預かり、島村楽器が運営をする音楽学校、代官山音楽院(東京都渋谷区)で楽器の再生のための修理を行い、開発途上国や国内の児童養護施設に届ける。開発途上国や国内の児童養護施設の子供たちに音楽で笑顔になってもらいたいという願いを込めたものだ。

開発途上国には、日常的に飲料水や食糧が不足していたり医療が整っていないなどの問題をかかえる国が数多くあるが、楽器を演奏することで自分自身が笑顔になり、また周りも笑顔にすることができることを知ってもらうためにJICA(独立行政法人 国際協力機構)「世界の笑顔のために」プログラムに参画し、青年海外協力隊員を通じて、楽器を届ける。

また、国内の児童養護施設は、ここ数十年で入所児童が増加しており、その半数以上がネグレクト(育児放棄)で、子供たちは自己評価がとても低くなってしまったり、自分の居場所がどこにもないと感じたりなどさまざまな理由によって心身ともに傷を負っている。楽器を使って笑顔を取り戻してもらうことやうまく表現できない感情をさまざまな楽器を使って表現してもらうために、島村楽器の店舗スタッフが楽器を届ける。

今回募集するのは、代官山音楽院にて再生のできる楽器、電気の供給がない可能性のある開発途上国でも使える楽器に限定。全国の島村楽器で楽器を受け付ける。島村楽器では、このプロジェクトを通じて「一人でも多くの方に音楽の力で笑顔になってもらいたいと思っております」としている。

楽器を提供したいという方は、お近くの島村楽器のスタッフまで。

<第1回 楽器で世界を笑顔にしよう~楽器リサイクルプロジェクト~ 概要>
●募集楽器
・木管楽器:サックス・フルート・クラリネット・ピッコロ・オーボエ
・金管楽器:トランペット・トロンボーン・ホルン
・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス・アコースティック・ギター・クラシックギター
※上記以外の楽器の募集はしていません。
●期間
2013年10月1日(火)~10月31日(木)
●お預かりから再生まで
募集楽器は、島村楽器が責任を持って楽器として再生。
※単体では再生不可の楽器については部品のみ。

●開発途上国へのお届け
JICA(独立行政法人 国際協力機構)「世界の笑顔のために」プログラムにより青年海外協力隊員を通じてお届け。
JICA(独立行政法人 国際協力機構):http://www.jica.go.jp/
●国内の児童養護施設へのお届け
最寄りの店舗よりお届け。演奏方法やメンテナンスを指導、また音楽に関する質問や疑問に島村楽器スタッフがお応え。

◆島村楽器
◆BARKS 楽器チャンネル
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