『たけしとジャズ』に続く『たけしとブルーノート』、10月9日に発売

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ジャズのコンピレーションCDとしては異例の4万枚セールスを記録した『たけしとジャズ』から2年、『たけしとブルーノート』なるコンピCDが10月9日リリースされる。

◆ビートたけし x 青山テルマ x 奥田弦 - ASAKUSA KID (浅草キッド English Version)映像

「レコード会社の人がさ、次はこんなのでどうでしょう?って、第2弾の企画書みたいなのと、資料をどっさり持って来たんだよ。勝手に“ブルーノート特集”ってなっててさ。なんだこれ?って思ったけど、しょーがねーなーって色々見たり、聞いたりしてるうち、またこんなのができちゃった」──ビートたけし

『たけしとブルーノート』は、ブルーノートの名演の数々からビートたけし独特の世界観をテーマに選曲したコンピレーション・アルバムで、ジャズ界のビッグ・ネームから、ノラ・ジョーンズ、カサンドラ・ウィルソンなど今のブルーノートを語るアーティストまで選ばれ、“極めてたけし的な格好良さ”と、なにが出てくるかわからない驚きに満ちた個性豊かなブルーノート・コンピレーションとなったようだ。

なお、ボーナス・トラックとして新たに収録されるのは、ビートたけし作「浅草キッド」がジャズアレンジされ、12歳の天才ジャズピアニスト奥田弦のプレイに青山テルマが英語歌詞にして歌いあげる「浅草キッド(English Version)」だ。青山テルマに依頼したのはたけし本人だ。

「青山テルマちゃんはね、散々ネタにして面白がってきちゃったから、歌ってもらうっていう企画を聞いた時には、そりゃ絶対に無理だなって思ったの。それなのに、なんかふたつ返事で気持ちよく引き受けてくれたって……こんなにありがたいことはないねって。よくぞ、やっていただけました。涙が出るほど感謝感激でございます。はい」──ビートたけし

「たけしさんは芸人として、表現者としてもとても尊敬してきてました。小さい頃から見てきて沢山笑顔を頂いたので、今回のカバーは本当にプレッシャーがありましたね。原曲はギター一本だったし、ストーリー性があるので、一曲つるっと歌いたい気持ちが強かったので、一回一回に最大限の集中力と魂を込めましたね(笑)。ジャズ・アレンジというのもあり、普段の私より大人っぽく、かつ渋く歌い上げたのがポイントですね。普段歌わないジャンルだったので、凄く楽しかったです。」──青山テルマ


『たけしとブルーノート』
2013年10月9日発売
UICZ-1494/5 3,200円(税込)解説・歌詞付
DISC 1 - NIGHT
1.アナウンスメント by ピー・ウィー・マーケット(アート・ブレイキーのアルバムより)
2.アート・ブレイキー/スプリット・キック
3.ジミー・スミス/ラヴァー・マン
4.ホレス・パーラン/星影のステラ
5.デクスター・ゴードン/ブロードウェイ
6.セロニアス・モンク/ミステリオーソ
7.アンドリュー・ヒル/ベルヌ
8.セシル・テイラー/テイルズ
9.エリック・ドルフィー/ストレート・アップ・アンド・ダウン
10.サム・リヴァース/フューシャ・スイング・ソング
11.ジョー・ヘンダーソン/リコーダ・ミー
12.マーク・シム/リコーダ・ミー
13.ブッカー・アーヴィン/ハーレム・ノクターン(パシフィック・ジャズ・レーベル音源)
DISC 2 - DAY
1.グラント・グリーン/レット・ザ・ミュージック・テイク・ユア・マインド
2.リー・モーガン/セオラ
3.ウェイン・ショーター/イエス・オア・ノー
4.ジャッキー・マクリーン/スイート・ラヴ・オブ・マイン
5.エルヴィン・ジョーンズ/ブライト・ピース
6.キャノンボール・アダレイ/ダンシング・イン・ザ・ダーク
7.ルー・ドナルドソン/ジャスト・フレンズ
8.ウイントン・マルサリス/ジャスト・フレンズ
9.シーラ・ジョーダン/ラーフ・クラウン・ラーフ
10.ノラ・ジョーンズ/サンライズ
11.カサンドラ・ウィルソン/ザ・ウェイト
bonus track
12.浅草キッド(English Version)/青山テルマ(vo)&奥田 弦(p)
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