Berryz工房イベントに大西ライオン乱入するも、メンバーのハプニング対応力に驚く。「僕が歌うはずなのに、みんなめっちゃ歌うやん。」

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イベント終了後、メディア向けのフォトセッションを経て、会見前には、大西ライオンのライオンの被り物の素材に興味津々だったBerryz工房メンバー。会見では、ももちが、大西が以前に応援したノースリーブスが好調な推移を見せたことを引き合いに出して、「ノースリーブスさんに追い付くには、もう“倍返し”では足りないんですけど、その辺ちょっと“心配”なんですけど……」と、キラーパス。大西ライオンは「心配ないさー!」と雄叫びをあげる見事なコンビネーションプレーをみせる。

「大西ライオンさんがきてくださったし、絵馬も書いたので、武道館公演頑張りたいと思います。」と清水。菅谷梨沙子は「違う曲が流れた時に、スタッフさんの間違いで流れたのか、つんく♂さんが出てくるのかと思ったので、ほんとにビックリして。初めましてじゃないですか。テレビで観てて、もうちょっと大きいイメージがあったんですよ。思ったより小柄でちょっとビックリしました。」と感想を述べる。ただ、ももちが「髪型もお揃いですね。梨沙子と。」と、ライオンの被り物と菅谷梨沙子の髪を交互に見比べると、「ここまで傷んでないですよ!」と、菅谷は必死にアピール。そんな姿に笑いも起こる。また「大人の男性の方にこんな事、言っていいのかわからないですけど、大西ライオンさん、可愛いなって思っていて。今日、一緒に出演させていただいて、より一層好きになりました。」という須藤茉麻の発言には、思わず「ありがとうございます。あ、あの、みんなのアピールしていただいて。僕の話はいいので。みなさんの話をしてください。」と照れている大西ライオンだった。

「今日初めてBerryz工房を観るという方も、Berryz工房を知ってもらって、武道館に遊びに来てほしい。」という熊井友理奈。そして、夏焼 雅。雅ちゃんといえば、昨今、自身のレギュラーラジオ番組『爆夜』(ラジオ日本)にて、日本武道館公演に向けて「みやビーム」に変わる必殺技や挨拶を募集している。きっとその候補のひとつにも入っている……かもしれない「みやヴィーナス」もしくは「みやヴィーナスフォート」が飛び出すのではないかと、一部報道陣からは、にわかに注目も期待も集まっていたのだけれども、ここでは「今日、ヴィーナスフォートでイベントができて、たくさんの方が観に来てくれて嬉しかったです。ライオンさんにも会えて光栄です。うふふ。ありがとうございました。」と、はにかみを見せていた。徳永千奈美は「武道館がソールドアウトになる前は本当に不安で、楽しみより不安のほうが大きかったんですよ。今日、大西ライオンさんがきていただいて、最初つんく♂さんが出てくるかと思ったんです。けど、まったく正反対の大西ライオンさんで。最初、戸惑いもあったんですけど、絵馬を届けてくれるということで。不安だった武道館も楽しみに変わりました。」と、コメントした。

サプライズで登場した大西ライオンは、「サプライズで出たんですけど、曲も(Berryz工房の)みなさんが思っているのではない曲がかかったのに、みなさん歌い出しちゃったんですよ。あれ、僕が歌うはずなのに、みんなめっちゃ歌うやん、って。」と、むしろBerryz工房の順応性、ハプニング発生時における対応力の高さにサプライズだった様子。一方、大西が出てきたことで武道館公演に向けての心配な気持ちが払拭されたかをあらためて問われたももちは、「でも、いままでよりは楽しみな気持ちが増えたんですけど、でもちょっとだけ、心配なんですよねー。」と、まさかの2度目のパスを送る。すると大西は「じゃあ、みんなで言いましょうか。」と促して、大西ライオン×Berryz工房による「心配ないさー!」が披露された。

報道陣から「ももちさんのキャラクターが心配だと思うんですが……」と振られたももちは、「私ですか。『心配ないさー!』 ……あ、これスベリますね。『許してにゃん』と同じくらいスベるんだなって。」と、一言。大西から「『心配ないさー!』の後に、すぐしゃべったほうがいいですよ。『許してにゃん』の後にもすぐしゃべりましょう。」と、“大怪我”しない対処法をアドバイスされていた。

「Berryz工房、10月2日にニューシングル出ましたし、それも歌うであろう武道館公演も決定しまして、追加席もあるということなので、きてくださったみなさんに、最高の“おもてなし”をしたいと思います。ぜひ遊びにきてください。」── 嗣永桃子

また会見中に床に設置された照明に足をとられてバランスを崩したももち。ヒヤッとした瞬間だったが、ももちは「許してにゃん許してにゃん許してにゃん許してにゃん」と、謝っていた。とっさに出る「許してにゃん」。……さすがは嗣永プロである。

ところで、「本気ボンバー!!」のあたりで気づいた人もいたかもしれないが、この日、客席側を向いている時には笑顔を見せていたが、歌の時に声が出しきれていなかったり、後ろを向いた瞬間に咳をするなど、明らかに不調だった夏焼 雅は、第1回のミニライブ終了後、握手会、および第2回と3回のイベントには不参加。とりわけ色っぽさや“オトナの女”感を全面に出した今回の新曲「もっとずっと一緒に居たかった」「ROCKエロティック」では、(ジャケットなどからもわかるように)要となっている雅ちゃん。巷のアイドルグループにおいて、そのようなキーパーソンがライブイベントに不在というのは、危機的状況である。が、しかし、「もっとずっと一緒に居たかった/ROCKエロティック」リリース記念インタビュー動画で菅谷梨沙子が語っているとおり、誰かが体調不良などで出演ができないといったハプニング時に、ぶっつけ本番でもステージ上でメンバー同士アイコンタクトなどを交わし合いながらカバーできる団結力は、Berryz工房の誰にも負けないところ。2回目のイベントは6人でのステージとなったが、メンバーは雅ちゃんのぶんまで観客を楽しませんとしているかのような意気込みを見せ、雅ちゃんのボーカルパートも適宜ほかのメンバーが完璧にフォロー。いや、唯一、歌詞を飛ばしてしまった個所があったが、それは今度は自分たちの出番と、会場に集まったファンたちがフォローする形で、第1回以上の大変な盛り上がりを見せていた。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)



◆BARKS アイドル
◆Berryz工房 オフィシャルサイト
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