【ライブレポート】ジャスティン・ビーバー、見応え充分の来日公演

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ジャスティン・ビーバーの約2年振りとなった来日公演が、10月7日(月)さいたまスーパーアリーナで開催された。

◆ジャスティン・ビーバー画像

ライブは突如フロントのスクリーンに映し出された10分前のカウントからスタート。会場のざわめきは1分前を切ると割れんばかりの大歓声へと膨れ上がり、そこへ全身白に身をまとったジャスティン・ビーバーが登場。最新アルバム『ビリーヴ』からの楽曲を中心に、デビュー曲「ワン・タイム」含む初期のヒット曲メドレーなど、新旧の人気楽曲をフルバンド編成の聴きごたえのあるサウンドとダンサーを従えての華やかなダンスで披露。

MCでは日本語で、「アリガトウゴザイマス」「アイシテマス」「セクシーダネ」や、お辞儀をしながらの「オツカレサマデシタ」などの言葉でファンを楽しませ、「僕もこんなに日本語が話せるようになるとは思ってなかったよ!」と嬉しそうにコメント。

途中、アコースティック・ギターによる「フォール」の弾き語りや、得意のドラムによる力強いソロパフォーマンスの他、アルバムのタイトルトラックである「ビリーヴ」をピアノによる弾き語りで披露するなど、彼の音楽的な才能を惜しみなく取り入れた見応え充分のステージとなった。

また、この日はなんとファンからのサプライズな演出が。「ビリーヴ」の曲が始まるや否や、ファンらが一斉に、日の丸の上にビーバーの顔と“BELIEVE”という文字がプリントされた紙を頭上に掲げ、会場を埋め尽くした白い紙の海に気づいたビーバーは、ピアノを弾きながら満面の笑みを浮かべた。

アンコールは大ヒット曲「ボーイフレンド」と「ベイビー」で締めくくり、約2年振りとなった公演は待ちわびたファンの熱い想いと、進化し続けるビーバーの魅力がたっぷり詰まった公演となった。

来日公演当日の7日、ジャスティン・ビーバーの新曲にまつわる企画が発表された。“MUSIC MONDAYS”と題し、10週にわたって毎週月曜日に新曲を発表するというもの。10月7日(月)に発表された第1弾の新曲「ハートブレイカー」について、ビーバーは「この曲は僕自身が失恋したときに書いた、失恋を乗り越えようとする人のために贈る曲なんだ。ファンと自分の気持ちを分かち合えるのはとても大事だと思う。素晴らしい曲に出来上がったと思うし、この曲を通じてファンが僕の心を覗けられれば、と思う」とコメント。解禁されるや否や、既に65ヶ国以上のiTunesで1位を獲得しており、今後しばらくの間、毎週月曜日が待ち遠しくなりそうだ。

◆ジャスティン・ビーバー・オフィシャルサイト
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