【ライヴレポート】ギルガメッシュ、1年ぶりのワンマン大成功で新発表&当日のオフィシャルグッズ販売も開始

ツイート

ギルガメッシュが10月13日、SHIBUYA-AXにて<ギルガメッシュ ONEMAN LIVE「G#」>を開催した。

◆ギルガメッシュ 拡大画像

2012年末より表舞台に立つことなく活動を休止していた彼らのワンマンライヴは、2012年10月に大雨の中で決行した日比谷野外大音楽堂での公演以来、1年ぶりとなる。ライヴにひたすら飢えていたファンとメンバーにとって待望の一夜の開幕だ。もちろん、この日のチケットは早々にソールドアウトしており、超満員のオーディエンス達で溢れかえった会場が、開演前から異様な熱気に包まれている。

また、今回の公演は台湾、香港、シンガポール、インドネシアの映画館との同時生中継を実施することに加えて、タイ、マレーシア、メキシコ、ブラジルでの収録上映も決定してる。かねてよりアメリカやヨーロッパなどをはじめとする海外でライヴツアーを行ない、現地での支持も高い彼らのライブ・ビューイングは、そんな熱狂的なファンの声に応えることで、今後ますます世界を視野に入れた活動を展開しようとする意志の表われでもあるだろう。

場内が暗転し、4人のシルエットが斜幕に映し出されると、会場全体にとんでもない熱量の歓声が響き渡った。ライヴは「Drain」からスタート。まもなくリリースされる6thアルバム『MONSTER』収録曲だ。事前にニューアルバムの楽曲を披露することは告知されていたものの、リリース前の楽曲を1曲目に持ってきたことからも、彼らにとってこのアルバムが自信作であることが伝わってきた。そこからライヴの鉄板ナンバー「お前に捧げる醜い声」へと、バンドの歴史を縦横無尽に駆け巡るセットリストが展開されていく。

この日披露された『MONSTER』収録曲は、前述の「Drain」や「antlion pit」「Resolution」「Another way」といった新曲ほか、先行シングルとなった「INCOMPLIETE」や新アレンジの「絶頂BANG!! -MONSTER ver.-」など全6曲だ。どの曲も世界水準のラウドサウンドであり、抜群の破壊力を誇るものばかり。また、活動休止中に自分たちが鳴らすべき音楽を、向かうべき道を、模索した果てに生み出された強い信念や確固たる意志を感じさせた。“自分達が納得のいく曲が出来るまで復活しない”という、血の滲むような彼らの執念が見事に結晶化されたのだ。

「活動を休止してて、壁にぶつかったり、葛藤したり、辛い時期があったんだけど、戻って来れたのは、自分を信じて絶対に諦めなかったからです。2013年10月13日、今日がギルガメッシュにとって再出発の日です。2014年に10周年を迎えるギルガメッシュを、これからもよろしくお願いします!」

MCでそう叫んだ左迅は、アンコール後の去り際にも「今日一番言いたかったこと」と前置きした後、客席に向けてノーマイクで「ただいま!」と喜びを告げた。バンドの帰還を高らかに宣言したその一声に、オーディエンスからは惜しみない拍手と「おかえり!」という大歓声が贈られて、復活の夜が大盛況のうちに幕を閉じた。

久々のワンマンを終えたギルガメッシュは、いよいよ11月27日に6thアルバム『MONSTER』をリリースする。本作はヨーロッパや台湾での発売も決定しており、初回盤には、このSHIBUYA-AX公演のダイジェスト映像も収録されるのでお楽しみに。そして、“アルバムと同じ会場名”ということで、11月30日には高松MONSTERでワンマンライヴを開催することが発表されているが、このライヴで『MONSTER』収録曲を全曲披露されるとのこと。最新型ギルガメッシュの全貌を最速で体感出来るプレミアムライヴになるだろう。

さらに2014年、10周年イヤーを迎えるギルガメッシュは春にバンド初のベストアルバムをリリースすることを発表。4月からは待望の全国ツアーを敢行するなど、彼らにとって話題に事欠かないアニバーサリーイヤーになりそうだ。期待に胸が弾むところだが、まずは、その第一歩となる6thアルバム『MONSTER』を堪能してほしい。

なお、この日、この会場で販売されたギルガメッシュオフィシャルグッズは「BARKS ARTIST DELI SHOPPING」でも購入が可能となっている。ステッカーシート、マフラータオルの計2点に加え、現在入手困難となったこれまでのオフィシャルグッズも取り揃えているので、ぜひとも活用してほしい。販売スタートは10月14日(月・祝)17:00より。購入方法の詳細は、「BARKS ARTIST DELI SHOPPING」にて。
※サイト内のグッズ箇所に“※在庫なし”と表示されている場合は現在販売が終了しているので、ご了承ください。

取材・文◎山口哲生 撮影◎小松陽祐

■NEW ALBUM「MONSTER」
11月27日(水)発売
【初回限定盤(CD 12曲+DVD)】XNDC-10060/B / ¥4,725 (tax in)
【通常盤(CD 12曲)】XNDC-10061 / ¥3,150 (tax in)
01. Intro
02. Drain
03. VOLTAGE
04. INCOMPLETE
05. 斬鉄拳 -MONSTER ver.-
06. antlion pit
07. Resolution
08. BAD END DREAM
09. Live is Life
10. 絶頂BANG!! -MONSTER ver.-
11. Another way
12. ALONE
<DVD>
2013.10.13 SHIBUYA-AX "G#" DIGEST

■<ワンマンライヴ「MONSTER」>
11月30日(土)高松MONSTER
OPEN 16:00 / START 17:00
http://www.monster.cx/
前売¥4,200 当日¥4,700(税込・全立見・ドリンク代別)※未就学児童入場不可
チケット一般発売:2013年11月2日(土)
[問]DUKE高松 087-822-2520
○オフィシャルバスツアー「MONSTER LINER」就航決定!
11/29(金)23:30頃  新宿発 車中泊 11/30(土)11:30頃   高松着
11/30(土)終演後   高松発 車中泊 12/01(日)06:00頃   新宿着
※発着日時はあくまでも予定であり、交通事情などにより変更となる場合がございます。予めご了承ください。
料金:24,800円(税込)
※高松公演のチケット代は含まれません。別途お買い求めください。
※募集人数:40名
<乗車特典>
【MONSTER LINER】限定オリジナルグッズプレゼント
ギルガメッシュメンバーから車中オリジナルメッセージ上映
バスツアー参加者ラミネートパスプレゼント(サイン入り) ※公演では使用できません。
<お申込み方法>
[募集開始日時] 10/11(金)21:00~
※参加申込フォームと旅行代金を受理した時点で、正式申込みとさせていただきます。
※先着順に受け付けます。
お申込みURL: http://www.kk-kanko.com/girugamesh2013/index.html
※上記URLは10/11(金) 21:00より開設いたします。
それ以前はお申込みいただけません。予めご了承ください。
[旅行企画募集] 国際急行観光株式会社・フォーサイト事業部

■<girugamesh 2014 tour "MONSTER">
2014年4月1日(火)渋谷CLUB QUATTRO
2014年4月5日(土)広島NAMIKI JUNCTION
2014年4月6日(日)福岡DRUM Be-1
2014年4月12日(土)長野CLUB JUNK BOX
2014年4月13日(日)新潟GOLDEN PIGS RED
2014年4月19日(土)札幌cube garden
2014年4月20日(日)仙台MACANA
2014年4月26日(土)松山SALONKITTY
2014年4月27日(日)梅田CLUB QUATTRO
2014年4月29日(火・祝)名古屋CLUB QUATTRO
前売¥3,800 当日¥4,300(税込・全立見・ドリンク代別)※未就学児童入場不可
チケット一般発売 2014年3月1日(土)
●MOBILE FAN CLUB [GMFC]チケット先行受付
受付期間 10/21(月)12:00 ~ 11/5(火)16:00
抽選結果発表・お支払期間 11/8(金)12:00 ~ 11/18(月)23:59(銀行15:00)
制限枚数 1公演につき、お1人様4枚まで
●お申込はこちら
・ギルガメッシュ MOBILE FAN CLUB [GMFC]
・スマートフォン版 http://sp.gmfc.jp/
・フィーチャーフォン版 http://www.a-deli.com/girugamesh/
※チケットは抽選受付となります。
※お申込の際は、有料会員登録が必要です。
※スマートフォン版とフィーチャーフォン版にはそれぞれ月額315円(税込)がかかります。
※スマートフォン版とフィーチャーフォン版はサービスが若干異なります。
※受付詳細は、GMFCサイト内「チケット先行受付」をご確認ください。

◆ギルガメッシュ オフィシャルグッズ 購入ページ(PC)
◆ギルガメッシュ オフィシャルグッズ 購入ページ(スマートフォン)
◆ギルガメッシュ オフィシャルグッズ 購入ページ(mobile)
◆「BARKS ARTIST DELI SHOPPING」
◆ギルガメッシュ オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス