【インタビュー】アヲイ、5thミニアルバム『終わりのメロディ』をリリース

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2013年10月20日に約二年ぶりに5thミニアルバム「終わりのメロディ」をリリースしたアヲイ。本作のリリースツアー<終奏>も決定している彼らに、作品に込められた想い、製作中のエピソードやツアーへの意気込みを語ってもらった。

◆アヲイ画像

オトギ(Voice)
慎(Guitar)
翔。(Guitar)
サキ(Bass)
Ryo(Drums)

――約二年ぶりのミニアルバムということですが、久しぶりのこのミニアルバム、どんな想いやコンセプトで作られたのでしょうか。

オトギ:長く活動していると、メンバーそれぞれ色々な音楽を取り込んでいって、どんどん音楽性の幅が広がっていくんですよ。でも、僕らはそれをここで敢えて幅を狭くしようと思ったんですよ。世界観の広さではなく、深さでアヲイを見せたいなと。なんかこう、研ぎ澄まされた鋭い一本のトゲみたいなアルバムにしたかったんです。

――終わりのメロディというタイトルどの様な意味、メッセージが込められていますか。

オトギ:人が生まれてくる、生きるっていうことは同時に、「死」っていうものに向かっていくってことなんですよね。だから、終わりってものを感じたり意識した時にこそ、一番人間が人間らしく見えるんじゃないかなと。明日世界が終わるとしたら、どんな自分を出せるか。それって本当に真実だと思うんですよ。

――なにかこのアルバムを作成するきっかけになった出来事などがあったのでしょうか。

オトギ:きっかけというか、僕らって全く媚びたりできないバンドなんだなって、最近よく思う事があって、アヲイらしさって、なんかそういうしがらみにとらわれないで好き勝手暴れ回れるところにあるんじゃないかなと。ホント、自分たちで新しいジャンル作っちゃおうってくらいの勢いで。だからそれを音源にしてみた感じです。

――構想はいつくらいから練っていたのでしょうか。

オトギ:前のツアーが終わってすぐですね。

――今回のミニアルバムの中で特に思い入れのある曲はどの曲ですか?メンバーそれぞれ教えてください。

オトギ:作曲する時に自信を持って生み出せた「レクイエム」と歌詞と歌に大きなメッセージを綴れた「雨と煙」ですね。

慎:どの曲もそれぞれの色があって全部に思い入れはあるのですが、「レクイエム」のアレンジでは新しい自分を発見できた気がします。

翔。:「雨と煙」を作曲した時に新しい自分に出会った気がしたので思い入れは強いです。ただ全部の曲に同じだけ愛情を注げたので全部思い入れが強いです。

サキ:個人的に観てみたい楽しみな光景が広がりそうなのは「calling」です。

Ryo:今回僕は「Siva」を作曲したのですが、今の自分らしい曲ができたなと思います。プレイ面でインパクト強いのは「Dies irae」ですね。

――演奏面でのこだわりをお教え頂けますでしょうか。

オトギ:それぞれの曲の主人公になりきって歌ったところですね。色んな声を時と場合により使い分けています。

慎:いつも通り歌を引き立たせるようなフレージングは心掛けていますが、随所に自己主張の強いフレージングを入れているので是非探して頂きたいと思っています。

翔。:ちょっとした遊び心ですね。後レコーディングの時に弦の太さをこだわりました。

サキ:押し引きのバランスですかね、歌を殺さないように、地味になりすぎずに。

Ryo:各楽曲のドラマ性を強調した展開と、メロディに合わせたフレーズです。

――ファンの方に聞いて欲しいポイントや解説したい点、聞きどころがあれば教えてください
。

オトギ:やっぱり歌詞ですね。今回の、歌詞の暗さは過去でも最高レベルです。

慎:より深みを増したアヲイの世界観を楽しんで頂きたいです。1秒も聞き逃せないです。

翔。:まずは歌詞!次に音質!後は隠れているフレーズも多いので探してください。

サキ:今回は全てメンバー監修で進め、特に音質にはマニアックな拘りを見せてみました、必聴。

Ryo:歌詞は必読です。それと5人の今までになかった数々のアプローチもまた面白いポイントです。

――その他製作期間中にエピソード等ありましたらお聞かせ下さい。

オトギ:歌詞がなかなか思いつかなかったので、雨の中を濡れながら散歩したら風邪をひきました。

慎:右腕に筋肉がついた気がします。

翔。:悩みすぎて心がオフになりました。今はオンです!

サキ:過去最大に、全ての作業が終わった後のお酒は、美味しかったです。(笑)

Ryo:過去最大にレコーディング中悩みました。難しくて。(笑)

――リリース記念ツアーへの意気込みを教えてください。

オトギ:アヲイにしかできない音楽が出来上がったんで、アヲイにしかできないライブをしていきたいですね。

慎:着飾る格好良さも素晴らしいですが、アヲイはさらけ出す格好良さを選びました。何も考えずに素直な気持ちで楽しみにきてもらえたら幸いです。

翔。:いつも素直に等身大で。気持ちはステージで倒れるところから始まりたいですね。

サキ:終わりをきちんと意識するところから始まるものもあると思います、しっかりと、このバンドは前を向いていますよ。

Ryo:一本一本後悔のないライブをしたいし、ライブを見てくれる方にも「後悔しないように生きよう。」って思ってもらえるライブがしたいですね。ありのままの姿で音楽と、人と向き合いたいです。


2013.10.23 5th Mini Album 「終わりのメロディ」 リリース
【初回限定盤A-type】
CD( 全5 曲)+DVD(PV) 2 枚組 ¥2,940-(tax in) BRA-028
【初回限定盤B-type】
CD( 全5 曲)+DVD 2 枚組 ¥2,940-(tax in) BRA-029
【通常盤】 CD 全6 曲 2,310-(tax in) BRA-030

アヲイ5th Mini Album 「終わりのメロディ」Release TOUR<終奏>
10 月30 日( 水) OSAKA BIG CAT
11 月01 日( 金) 名古屋Electric Lady Land
11 月02 日( 土) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
11 月05 日( 火) 高田馬場AREA
11 月15 日( 金) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
11 月17 日( 日) 柏PALOOZA
11 月23 日( 土) 秋田 Club SWINDLE
11 月24 日( 日) 盛岡Club Change
11 月26 日( 火) 青森Quarter
11 月28 日( 木) 仙台MACANA
11 月29 日( 金) 郡山CLUB♯9
11 月30 日( 土) 山形ミュージック昭和Session
12 月06 日( 金) 博多DRUM SON
12 月08 日( 日) 岡山CRAZYMAMA 2nd ROOM
12 月10 日( 火) 神戸VARIT.
12 月13 日( 金) OSAKA MUSE
12 月27 日( 金) 高田馬場AREA

TOUR FINAL ONEMAN
2014年1月12日(日) LIQUIDROOM
開場 16:00 / 開演 17:00 前売 3,990円(D別) / 4,500円(D別)
チケット一般発売:10/26(土)


◆アヲイオフィシャルサイト
◆BARKS ヴィジュアル系・V-RCOKチャンネル「VARKS」
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