【インタビュー】BREAKERZのSHINPEI、1stアルバム『MUSCLE』リリース「MUSCLE ATTACKというバンドにはマッスル感を求めています」

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2013年2月、全国ツアー<BREAKERZ LIVE TOUR 2013 “BEST”-HALL COLLECTION->が終了すると同時に、各自のソロ活動をスタートさせたBREAKERZの3人。DAIGOとAKIHIDEがそれぞれ個人名義でプロジェクトを進める中、ついに11月27日、SHINPEIのソロプロジェクトであるMUSCLE ATTACKの1stアルバム『MUSCLE』がリリースされる。ギタリストにNICOTINEのShunpをバンドへ迎えたことからも明らかなように、パンキッシュでポジティヴなエネルギーに溢れた本作は、しかし、SHINPEIのルーツが色濃く反映している。果たして、このソロプロジェクトで彼は何を掴み取ろうとしているのか? ネットで配信されたMUSCLE ATTACKのメンバー選びからアルバム制作、そして11月29日から始まる全国ツアー<Road Of Muscle>についてメンバー全員に話を聞いた。

◆1stアルバム『MUSCLE』発売記念スペシャルムービー

■DAIGOさんとAKIHIDEさんのエッセンスが加わることでBREAKERZの楽曲になる
■でもマインド的には西海岸パンクが常に僕の頭の中にあります

━━まずはSHINPEIくん、MUSCLE ATTACKという新バンドのメンバーを紹介してもらえますか。

SHINPEI:はい。決まった順番にいくと、ベースのJongくんは4人の中で一番若いのに一番スタイルが出来上がっていて。絶対帽子に長髪ヒゲで、年中ハーフパンツなんですよ。そのマインドに僕はマッスル感を感じて。

━━もしかして“マッスル感”がメンバーを選ぶときの基準?

SHINPEI:そうですね。何かしらマッスル感は求めています(笑)。

━━Jongくんとの出会いはインターネットの募集サイトだったそうですが、SHINPEIくんからメールが来たときどう思いました?

Jong:怖かったです、詐欺かなと思って(苦笑)。でも内容がちゃんとしてたんで、信じて返事したら「一緒にやろう!!」って言ってくださって。

━━ギターのShunpさんのマッスルポイントは?

SHINPEI:ステージングがめっちゃマッスルなんですよ。本当にパワフルで、全身でロックを表現していて。

━━SHINPEIくんはNICOTINEのドラムのBEAKさんと以前から知り合いだったんですよね。

SHINPEI:はい。それでライブを見に行ったら本当にすごくて、終演後にいきなり楽屋にお邪魔して“バンドやりましょう!! お願いします!!”みたいな。

Shunp:SHINPEIくんの話はチラッとBEAKから聞いてたんですけど、本当にチラッとで。その日ライブに来るっていうのも知らなかったんですよ。もうちょっと前情報があってもいいんじゃないかと(笑)。

SHINPEI:想いを抑えられなかったんです(笑)。

━━ドラムのHIDEHIROくんのマッスルポイントは?

SHINPEI:彼は父親が空手の先生をやっていたりして本当にマッスルなんですよ。

HIDEHIRO:空手の先生じゃねぇよ。書道の先生(一同爆笑)。

SHINPEI:でもショー・コスギさんに腕相撲で勝ったんでしょ?

━━えぇっ!?

HIDEHIRO:ウチの親父、高校で書道教えてるんですけど、そこにショー・コスギさんが講演会でいらっしゃったんですよ。そのときに「腕相撲やりましょう」って親父が言ったらショーさんも「いいですよ」って。男気溢れる人なんで。で、いざやったらウチの親父が勝っちゃったっていう(苦笑)。ウチの親父、柔道の段を持っていてすごいガタイ良いんで。

SHINPEI:そのイメージが強過ぎて僕、勝手に空手だと思ってたんでしょうね(苦笑)。

━━2人は学生時代からの旧友なんですよね。

SHINPEI:はい。僕、高校を出て音楽専門学校に通ったんですけど、そのときに同級生だったんです。当時一緒にバンドをやったこともあって。

━━SHINPEIくんは当時から筋肉キャラだったんですか?

HIDEHIRO:違いましたね。だからBREAKERZの存在を知ったとき、ブログをチェックしてみたらマッスルキャラで売ってて。“てめぇ俺の許可なしに何マッスル語ってるんだよ!!”と(一同爆笑)。

━━そんな4人によって作られた1stアルバム『MUSCLE』はかなりパンク色が強くて、B’zを聴いてギターを始めたSHINPEIくんのイメージからは意外な印象を受けました。

SHINPEI:確かにきっかけはB’zさんだったんですけど、ギターをやっていくにしたがって、もうちょっと西海岸パンクとかそっちのほうに趣味が傾いていってですね、それが今回前面に出たんだと思います。実はBREAKERZの曲を作るときも基本的に頭の中はそんな感じなんですよ。そこにDAIGOさんとAKIHIDEさんのエッセンスが加わることで今のBREAKERZの楽曲になってると思うんですけど。でもマインド的には西海岸パンクが常に頭の中にありますね。

◆インタビュー(2)へ
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