【独占】ニール・ヤング、貴重なライブ音源を世界同時公開

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ニール・ヤング自身のアーカイブから過去のライヴ音源を発掘・リリースする「ライヴ・アーカイヴ・シリーズ(Neil Young Archives Performance Series、略してNYAPS)」の最新作、『Live at the Cellar Door』が2014年1月15日に発売されるにあたり、2013年12月2日18時に試聴音源が世界一斉公開された。下記プレイヤーの日本公開は、このページのみで展開されているBARKSの独占公開だ。

◆『Live at the Cellar Door』独占試聴音源

『Live at the Cellar Door』は、1970年11月30日から12月2日の間に行われたワシントンDCにある「セラー・ドア」でのソロ・ライヴ音源だ。今やクラシックでありニール・ヤングの人気を決定づけた3thアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』発売直後のライヴ音源を収録した、極めて貴重な音源となる。コア・ファンの間ではこの「セラー・ドア」のライヴ音源の存在がささやかれていた事もあり、まさに“待望の正式音源での発表”となるものだ。

ニール・ファンにとって特別な宝物となる名曲「シナモン・ガール」をピアノで披露するレアなライヴ音源から、『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』に収録されている5曲のライヴ音源(「テル・ミー・ホワイ」「オンリー・ラヴ」「バーズ」「ブリング・ユー・ダウン」「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」)、そしてバッファロー・スプリングフィールド時代の楽曲をソロ・パフォーマンスで披露した音源(「アイ・アム・ア・チャイルド」「エクスペクティング・トゥ・フライ」「僕のそばに居ておくれ」)など、その音源は宝の山のような輝きを放つもの。また、このライブから2年後に発表されることとなる名作『ハーヴェスト』に収録されている「オールド・マン」の初期ヴァージョンのライヴ音源もここに刻まれている。全13曲、全てがワンアンドオンリーの名作揃いだ。

このライヴ・アーカイヴ・シリーズは、ニール・ヤングという孤高の存在感を放つ彼の歩みを振り返る意味でも、その存在価値は大きい。VOLUME 2と位置付けられている1970年3月のライヴ音源を収録した『ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト』と、1971年1月のライヴ音源を収録した、VOLUME 3と位置付けられている『ライヴ・アット・マアセイ・ホール1971』、その間となる70年11月~12月のライヴ音源を収録した今作は、VOLUME 2.5として位置付けられている。果たしてどこまでこのアーカイヴ・シリーズが続くのかは分からないが、この貴重な音源ばかりを収録した最新アーカイヴ音源は、音楽史に残る貴重な財産だ。


ニール・ヤングのライヴ・アーカイヴ・シリーズ
『ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト』2006/11/22発売(WPCR-12527)
『ライヴ・アット・マッセイ・ホール 1971』2007/4/25発売(WPCR-12602)
『シュガー・マウンテン・ライヴ・アット・カンタベリー・ハウス 1968』2009/1/14発売(WPZR-30318/9)
『ドリーミン・マン・ライヴ '92』2009/12/23発売(WPCR-13755)
『ア・トレジャー』2011/7/6発売(WPCR-14145)

『Live at the Cellar Door』
2014年1月15日発売
WPCR-15295 定価\2,580(税込)
1.テル・ミー・ホワイ
2.オンリー・ラヴ
3.アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ
4.エクスペクティング・トゥ・フライ
5.バッド・フォグ・オブ・ロンリネス
6.オールド・マン
7.バーズ
8.ブリング・ユー・ダウン
9.アバウト・トゥ・レイン
10.シナモン・ガール
11.アイ・アム・ア・チャイルド
12.ダウン・バイ・ザ・リヴァー
13.僕のそばに居ておくれ
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