【ライブレポート】石井杏奈、15歳でデビュー。あれから4年

ツイート

2013年11月16日、川崎セルビアンナイトで開催されたアイアンクリエイティヴ所属のアーティストによる<i-fes>。この日、8ヶ月ぶりに石井杏奈がステージに立った。広島出身のシンガーとして、広島弁で歌う「がんばるけん」で15歳でデビュー。あれから4年。いくつかの経験を経て、彼女が歌う「がんばるけん」は、言葉ではなく思いで聴かせる曲になった。

◆石井杏奈画像

1曲目の「1994」は、彼女が生まれた年。この年から彼女の歴史は始まった。そして、19歳の声で歌う「がんばるけん」。4年間頑張ってきたからこそ、胸を張って歌っているように見える。

続く「You're my Hero」は、広島東洋カープの前田健太投手の登場曲として、2013年も使われた楽曲。前田投手を応援しながらも、世の中すべての人への応援ソングになっている。ラストは、広島を走る路面電車をイメージした「路面電車に乗れば」。<父さん 夢が出来たけぇ 自分の足で歩んでみるよ>という歌詞が、10代の自立を感じさせる。

8ヵ月ぶりのステージということで、MCではこれまでのことを語った。「9歳から広島アクターズスクールで、歌とダンスを学びました。そして、14歳で今の事務所の社長と出会って、15歳で「がんばるけん」でデビュー、4周年を迎えます。そして、この半年間、音楽とは違う仕事を経験して改めて分かったことがたくさんあります。そして、歌うことが本当に好きだということも。今日は15歳でデビューしたときは、違う「がんばるけん」を歌えたと思います。最後に歌う「路面電車に乗れば」も若かった石井杏奈とは違っているはずです」。

年が明ければ、20歳になる石井杏奈。高校生シンガーと言われた頃から時が過ぎ、歌い手として、さらに伸びていく時期がきたようだ。

<i-fes 11月16日>
1.1994
2.がんばるけん
3.You're my Hero
4.君が好きだから
5.路面電車に乗れば~organic ver.~

石井杏奈『a.i』
2012年4月4日発売
IVCM-0001 ¥2,200(税込)
1.1994
2.春風
3.UFO
4.ロスタイム
5.Happy Birthday
6.Never Say Goodbye
7.がんばるけん ~Organic version~
8.路面電車に乗れば ~Organic version~

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/

◆石井杏奈オフィシャルサイト
◆石井杏奈オフィシャルブログ
◆石井杏奈オフィシャルfacebook

この記事をツイート

この記事の関連情報