【イベントレポート】一青窈や和田唱等のライブとSUGIZOや藤原紀香等のトークによる環境イベント<One Planet Festival×TOKYO>

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12月7日と8日の両日、六本木ヒルズアリーナにてイベント<One Planet Festival×TOKYO>が開催された。同イベントは、世界100カ国以上で活動する環境保全団体のWWFとFM局J-WAVEからなる<One Planet Festival×TOKYO>主催によるもの。ライブやパフォーマンス、トークイベントなどさまざまなイベントが開催された当日の模様を、このイベントの総合MCにしてJ-WAVEナビゲーターの藤田琢己がレポートする。

◆<One Planet Festival×TOKYO>画像

【藤田琢己のOne Planet Festival×TOKYOレポート】

▲vividblaze
▲bird
▲一青窈
▲THE MAN
▲福原美穂 with origami players(SWING-O+Ovall)
▲和田唱(TRICERATOPS)
▲藤原紀香(女優・SmilePlease世界こども基金 発起人)
▲さかなクン(東京海洋大学客員准教授)
▲竹村真一(「触れる地球」開発者、文化人類学者)
▲アグネス・チャン(歌手・エッセイスト)
▲SUGIZO(ミュージシャン)
▲川井郁子(作曲家・ヴァイオリニスト)
イベント<One Planet Festival×TOKYO>は、“地球ひとつをSHAREしよう”というテーマのもと、さまざまな催しが繰り広げられました。“One Planet Lifestyle~地球にちょうどいい生きかた~”をみんなで考えられるように、開場の周りに様々な団体、企業のブースが出ていて、人と自然が調和して暮らしていける、世界の様々な人の暮らしや、日本に暮らす「地球人」としての我々が感じて考えることができるヒントをたくさん知ることができました。そしてこのイベントに賛同してくれたアーティストたちがステージで素敵なパフォーマンスを披露してくださいました。

音楽パフォーマンスとして、初日となる7日の最初に登場してくれたのはvividblaze。男女二人組のユニットは映像作品などのコラボで話題のアーティストです。この日はフルバンド編成で登場した彼らは、グルーヴィ―な曲、Jazzyな曲など、さまざまな洗練されたアレンジと躍動感のあるサウンド、ボーカル手塚さんのハリのあるボーカルで会場を盛り上げました。ラストにはこのイベントのための曲「ONE」も披露。2日間のイベントの幕開けを告げる華やかで素敵なライブでした。

夕方に登場したのはbirdです。「みなさん、寒くないですかー?」と優しく問いかけながら、アコースティックギタリストとともに歌声を披露。椅子に座りながらも体を揺らし、スピード感のある曲からミディアムナンバーまで、シンプルな音世界に柔らかな声を弾ませて歌を届けてくれました。

アーティストパフォーマンスでラストに登場したのは一青窈。このシーズンならではの「ホワイトクリスマス」を歌ってスタートし、「ハナミズキ」へと繋げ、会場がぐっと引き締まるような緊張感に包まれてステージにくぎ付けになっていました。さらに大ヒット曲「もらい泣き」では会場から手拍子が起きて、独特のグルーヴに包まれていました。赤いドレスがステージ上で華やかに咲く花のようで、超満員のお客さんたちも寒い中興奮気味に会場を後にしました。

2日目となる12月8日は、同じスタイルでステージ上で様々な豪華ゲストがトークセッションを繰り広げ、藤原紀香さん、SUGIZOさん、アグネス・チャンさんが世界の子供たちへの支援など、実際に視察に行った時の話や、支援に関するヒントや情報などをシェアしてくださいました。

音楽パフォーマンスとしては、トップバッターに8人組スカバンド「THE MAN」が黒ずくめのかっこいい出で立ちで登場。元東京スカパラダイスオーケストラ冷牟田竜之さん率いるバンドが会場を熱気の渦に巻き込み、立ち上がって踊る人、腕を上げる人、それぞれに反応しながら寒さを吹き飛ばして楽しんでいました。

ライブの2番手は夕方に登場した福原美穂です。今回のステージではorigami players(SWING-O+Ovall)とのセッションというレアなバンドセットによるパフォーマンスで、エネルギッシュでグルーヴィ―な演奏に盛り上がりつつ、圧倒的なボーカルパフォーマンスにお客さんも声を上げてリアクションしていました。クリスマスにちなんだ、マライア・キャリーのカバー局「恋人たちのクリスマス」も披露して、クリスマスムードを演出。熱いパフォーマンスで会場のボルテージも上がりました。

ライブステージのトリは、和田唱(TRICERATOPS)が登場。待ってましたとばかりに会場のファンが声を上げ、本人も照れながら会場を煽ってライブがスタート。アコースティックギターの弾き語りでヒット曲を連発しつつ、当日がビートルズのジョン・レノンの命日であることに触れた和田は、“イベントの主催であるWWFが1969年にイギリスで発売したチャリティーアルバムに、ビートルズの曲が収録されている”というつながりがあることを伝え、「ACROSS THE UNIVERSE」を披露しました。ラストは「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」を披露して、会場が温かく一つになりました。

冬で野外のイベントということもあり、寒さを感じる中、たくさんの人がトークセッション、ライブパフォーマンスを見に集まってくれて、会場が音楽を楽しみながらイベントのテーマ“One Planet Lifestyle”について考えたり、思いをシェアすることができて、僕自身とても有意義に過ごすことができた2日間でした。

Text by J-WAVEナビゲーター藤田琢己

■環境イベント<One Planet Festival×TOKYO>
六本木ヒルズアリーナ セットリスト(出演順)
【12月7日(土)】
■vividblaze
M1.The Comedy
M2.Mirai Mechanism
M3.Mirai Moment
M4.Tight Rope
M5.ONE
■bird
M1.4PM
M2.パズル
M3.RUN
M4.GAME
M5.ROOTS
■一青窈
M1.white Christmas(ショート)~ハナミズキ(フル)
M2.Tower
M3.もらい泣き
M4.霞道(かすみじ)

【12月8日(日)】
■THE MAN
M1.Step on gas
M2.Rudies on the law
M3.The man still standing
M4. Ghost Dog
M5.Serenade
M6.It go straight to you
M7.Let me burn
M8.GABBA GABBA HEY
■福原美穂 with origami players(SWING-O+Ovall)
M1.CHANGE
M2.Isn't She Lovely (Cover)
M3.恋人たちのクリスマス (Short)
M4.上を向いて歩こう (Cover)
M5.あいのうた
M6.ライジング・ハート
■和田唱 (TRICERATOPS)
M1.FEVER
M2.氷のブルー
M3.Across The Universe
M4.僕らの⼀歩
M5.Made In Love
M6.Let It Snow!Let It Snow!Let It Snow!

■<One Planet Festival × TOKYO>
2013年12月7日(土)、8日(日) 六本木ヒルズアリーナ 各日12:00~19:00
・ライブゲスト:一青窈、和田唱(TRICERATOPS) 、bird、福原美穂 with origami players(SWING-O+Ovall)、THE MAN(冷牟田竜之)、vividblaze
・トークゲスト:藤原紀香(女優・SmilePlease世界こども基金 発起人)、さかなクン(東京海洋大学客員准教授)、 竹村真一(「触れる地球」開発者、文化人類学者)、末吉里花(フリーアナウンサー)、アルバロ・モリナリ(コスタリカ駐日大使)、アグネス・チャン(歌手・エッセイスト)、SUGIZO(ミュージシャン)、川井郁子(作曲家・ヴァイオリニスト)、武村貴世子(ラジオDJ・国連UNHCR協会広報員)ほか
MC:藤田琢己

◆環境フェスティバルOne Planet Festival × TOKYOサイト
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