SASAKLA、<NEW YEAR BAND CONCERT>にて大御所を引き連れ大瀧詠一をカバー

ツイート

2014年1月14日(火)に渋谷区伝承ホールで開催される<NEW YEAR BAND CONCERT>にて、大瀧詠一のカバーを行うことがわかった。大瀧詠一の名盤『NIAGARA MOON』『A LONG VACATION』などでバックも務めた林立夫をはじめとする豪華メンバーと共に、パフォーマンスを披露するという。

ライブ当日はこれ以外にも、ステージにはSASAKLAが埼玉県入間市のJohnson Townにて運営するスタジオ「guzuri recording house」のテラスを模したセットを設営し、新曲3曲も発表予定とか。なお、手紙社によるカフェも会場ロビーに出店され、前回のライブDVDを限定販売するなど、盛り沢山の企画が予定されているようだ。

「昨年は2ndアルバムのリリースと、John John Festivalとの共作、Eテレおやすみソングのリリースに、ホールコンサート。エンジニアとしてもイノトモさんや関美彦さん、湯川トーベンさん、リクオさんの5年ぶりのオリジナル・アルバム『HOBO HOUSE』には共同プロデュースと言う立場で参加させて頂きました。そしてもっとも大きな出来事は、アルバム制作やコンサートの音響の重要なメンバーでもあった藤井暁さんの他界でした。昨年11月に旅立たれた藤井さんからは、本当に多くの事を学びました。世界を渡り歩き、幅広いアーティストと音を作ってきた藤井さんは、その膨大な音楽経験と知識を、時に具体的に、ある時は行動で示し、語ってくれました。藤井さん無しでは昨年5月のホールコンサートの実現も有り得ませんでしたので、一時は今回のコンサートをあきらめようと思いました。しかし今回のコンサートの機材も、亡くなる前に手配をしてくれていましたので、藤井さんが残してくれた最後の舞台でもあると思い、開催を決断しました。さらに、本当に突然、昨年末に急逝してしまった大瀧詠一さん。最初の出会いは高校生の頃、唯一カラオケで上手に歌えた曲が大瀧さんの最後のシングル「幸せな結末」でした。僕がはっぴいえんどに出会う3年位前。まだギターも手にするかしないかの頃でした。はっぴいえんどを始めて聴いて、その人が大瀧詠一だとわかった時の納得感は今でも覚えています。それから20代のほとんどは、大瀧さんと自分との間に、理想の声を探し続けていました。当時のノートには声の管理の為に、その日の喉の具合や、鼻腔の使い方など、こと細かく書いてあり、今見ても新たな発見があります。今でこそ歌唱の表現は変化しましたが、僕の歌の基礎は当時の大瀧歌唱法の研究が大きな礎となっています。度重なる出来事を目の当りに、一つの時代の節目を感じずにはいられません。年を跨いでもまだ心はざわついていますが、ミュージシャンとして、2人の偉大な師に恥じない新たな1歩を、成人の日の翌日でもある1月14日のライブで刻めればと思っています。」──SASAKLA

SASAKLA BAND CONCERTバンドメンバー
林立夫(ドラム):1972年にキャラメルママに加入。井上陽水「氷の世界」、荒井由美「ひこうき雲」、 大瀧詠一の「NIAGARA MOON」「A LONG VACATION」、細野晴臣の「HOSONO HOUSE」など多くの作品に参加。
伊賀航(ベース):細野晴臣、星野源、曽我部恵一など、様々なミュージシャンのサポート・ベーシスト として活躍。
参加メンバー:佐藤克彦(ギター)、藤原マヒト(ピアノ)、朝倉真司(パーカッション)、
武嶋聡(フルート/サックス)、橋本歩(チェロ)

<SASAKLA NEW YEAR BAND CONCERT>
2014年1月14日(火)
18:00開場・19:00開演
@渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(東京都渋谷区桜丘町 23-21)
http://www.shibu-cul.jp/guide_densho.html
予約\3,800/当日\4,300(税込)
※チケットの販売方法はSASAKLA Web Siteからメール予約、又はイープラスにて受付中。


◆SASAKLAオフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス