カサビアン、新作は「すっごく危険なドラッグ」

カサビアンの新作アルバムは「ドラッグ」のような作品だそうだ。
フロントマンのトム・ミーガンは2011年リリースの『ヴェロキラプトル!』以来となる通算5枚目の新作について、予想外にも野心的な仕上がりになったと語っている。
「アルバムの製作過程はシンプルに始まるんだ。(ギターでソングライターの)セルジオ(・ピッツォーノ)がデモを作るから、後はメンバーでそれを元に作り上げていくって感じだね。そしたらまたセルジオがそれに燃料や液体窒素なんかをつぎ込んで完成させるってわけさ。だからすっごく危険なドラッグに仕上がったんだ」
「実は自分でも理解しきれてないんだ。ロックンロールで生々しくて、エッジのきいた作品だよ。でもエレクトロニックに戻った面もあるし、かなりユニークなものになったね。他に何ができるっていうんだい?コイツはハードコアだぜ。このアルバムを早くリリースして、みんなに聴いてもらいたいね。どうなってるんだってファンを不安にさせといて、一気にツアーをスタートさせてやるぜ」
タイトルは発表されていないが、トムはその出来についてNME誌に付け加えている。「今回の作品は俺がこれまでで一番楽しみにしているものなんだ。俺たちをこきおろして、俺たちにはこんな音楽を作れないってバカにしてきたヤツらをアッと言わせるようなものに仕上がってるんだ。マジでみんなブッ飛ぶはずさ。こんな感じの音楽をやろうとしているバンドは沢山いるけど、ヤツらにはそんな曲を書く才能がないからみんな失敗してるじゃないか」







