世界が注目する最も権威ある音楽賞、グラミー賞。2014年は1月27日(月)朝9時(現地時間は26日)からアメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターで行なわれるが、WOWOWでは華やかな授賞式の模様を「生中継!第56回グラミー賞授賞式」として現地から生中継する。日本人でノミネートされたのは、最優秀ニューエイジ・アルバム部門の喜多郎。そして、もうひとり、最優秀レゲエ・アルバム部門で、ジャマイカ在住のプロデューサー阿曽沼和彦(Kaz Asonuma)の作品「SLY & ROBBIE and THE JAM MASTERS『REGGAE CONNECTION』」が候補になった。今回のノミネート作には、元ちとせ、leccaら日本人歌手や、AAAなどの曲を手がける宅見将典も参加。この部門7回目の候補となる阿曽沼だが、ついに念願の受賞なるか? 現在の心境を阿曽沼に聞いた。

◆阿曽沼和彦画像

「今回も目標だったノミネートを果たせて、ホッとしています。このアルバムでは元ちとせさん、leccaさん、COMA-CHIさん、夏木アルバさんという4人の女性に参加してもらいました。元ちとせさんはデビュー10周年でジャマイカにいらしたときにご縁ができ、今回は「HOLD ME」という曲を歌ってもらいました。leccaさんは日本のレゲエを代表する人、COMA-CHIさんはヒップホップの歌い手ですが、もともと彼女がスライ&ロビーのファンということもあり意気投合したんです。そして、夏木アルバさんは注目の新人ですが、ぜひ参加してほしかった注目の人です」

アメリカでも11曲中3曲が日本語歌詞という構成でリリース。元ちとせの曲でなじみの深い「ワダツミの木」のカバー曲も入っており、もし、このアルバムがグラミー賞を獲得すれば、日本の音楽業界にとっても大きなニュースになる。

「今回は他の候補にボブ・マーリィの息子ジギーとSnoop Lionという強敵がいて、正直、厳しい状況ではあります。ただ、その両者で票が割れたときは、受賞する可能性も高くなる。宅見さんや元さんも授賞式にいらっしゃる予定なので、みんなで喜びを分かち合えたらうれしい。これまで何回も経験があるんですが、受賞できないと本当に落胆して、もうその場で帰りたくなるんですよ。けれど、人気アーティストが披露する素晴らしいパフォーマンスに圧倒され、“また来年も”という闘志がわいてくるんです。毎年のようにアルバムを出せているのも、グラミー賞授賞式での感動があってこそなんです」

ジャマイカに暮らして30年。外交官から音楽プロデューサーへと華麗なる転身を遂げ、グラミー賞にこだわり続ける阿曽沼の原動力とは?

「やはり外務省を辞めて、音楽にかけたからでしょうね。スライ&ロビーと知り合って、彼らと一緒に音楽を作っていくために安定した職を捨てたんですが、後悔はしていません。クリエイティブな仕事はやはり楽しくて、アルバムの企画をしたり、いろんな人をつなげていったりできる。今回でグラミー賞ノミネートは7回目なので、ぜひ10回までいきたい。次もその次もアルバムのビジョンは既にあるんです。そして、いつか必ずグラミーを取りたい。あの蓄音機の形をしたトロフィーをこの手に持つまではやめられませんね」

グラミー賞の行方はいかに? 注目の第56回グラミー賞授賞式は、1月27日(月)午前 9:00[WOWOWプライム]にて生中継となる。

「生中継!第56回グラミー賞授賞式」 ※生中継 ※同時通訳
2014年1月27日(月)午前 9:00[WOWOWプライム]

同日リピート放送
「第56回グラミー賞授賞式」 ※字幕
2014年1月27日(月)夜 10:00[WOWOWライブ]

「いよいよ明日!第56回グラミー賞授賞式 直前スペシャル」 ※生中継 ※無料放送
2014年1月26日(日)午後1:00[WOWOWプライム]


◆「生中継!第56回グラミー賞授賞式」オフィシャルサイト