ファンキー加藤が舞台挨拶初体験。「受け取り方によって感想が変わる十人十色な作品」

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ソロデビューシングル「My VOICE」のリリースに合わせ、バレンタインデーの2月14日から全国公開される、ファンキー加藤のドキュメンタリー映画『ファンキー加藤 / My VOICE~ファンモンから新たな未来へ~』。本作の初お披露目となる完成披露試写会が、8年前ファンキーモンキーベイビーズとしてメジャーデビューをはたした記念日でもある1月25日に東北・福島県にあるイオンシネマ福島にて行なわれた。

◆映画『ファンキー加藤 / My VOICE~ファンモンから新たな未来へ~』完成披露試写会 画像

自身を追ったドキュメンタリー映画の完成披露試写会。10年におよぶアーティスト活動の中でも初体験となるイベントを前に、ファンキー加藤は緊張の面持ちで登壇。自分自身のドキュメンタリー映画が公開されることについて「びっくりしましたね。自分の人生の断片が映画になるなんて青天の霹靂でした。でもスタッフや監督さんの熱意により、こうしてひとつの作品として発表される事は本当に光栄だなと思います。」とコメントした。

ドキュメンタリー映画として、素の自分がスクリーンに映されることに「撮影中はやっぱり撮影クルーに気をつかっちゃって、違和感がずっとありましたね。楽曲作業の時、3~4時間、全然歌詞が書けない時も、ずっとカメラマンが横にいたりして。やっぱりカメラの前だし、何かしないといけないのかな? とも思ってたんですが、「ドキュメンタリーとはこういうものです。膨大な記録の中から抜き取っていくのでしゃべらなくてもいいんです。」とスタッフにアドバイスをもらったりして……。赤裸々な自分が写っていると思います。」と、撮影の裏話を披露。

また舞台挨拶当日がファンキーモンキーベイビーズのデビューシングルが8年前に発売となった記念日であることにも触れ、「ファンキーモンキーベイビーズがデビューした当時は、まったくその先の世界のことを知らない状況で、知らないがゆえに無鉄砲にやってこれたという感覚があったと思います。今回、ファンキー加藤としてソロデビューすることは、やっぱり今まで経験してきたこともあるので、まったく知らない世界じゃない。ただ今まで得てきた知識や経験があるけれど、あの時の情熱は持ったまま、芯は変わらずにこれからもやっていきたいと思います、」と、デビュー当時の心境を振り返り、そこから今の心境を伝えた。

そんなファンキー加藤は、2月12日に「My VOICE」でソロデビューする。「楽曲制作を去年(2013年)の6月から始めて、けっこう迷走しました。なかなか自分自身の答えにたどり着かなくて、30曲も40曲も作ってはボツにして、を繰り返しました。ようやくたどり着いたところが、一番伝えたい人に伝えたいメッセージを歌うのがデビュー曲としてふさわしいんじゃないかと思いました。僕が今伝えたい人は、ファンのみんなで。伝えたいメッセージが「My VOICE」に込められています。ファンキーモンキーベイビーズの最後の曲「ありがとう」はベイビーズ(ファンモンのファンの皆さん)のためだけに向けたメッセージだったので、ファンモンの終わりとファンキー加藤の始まりは、同じ心情で作りました。本当に取り繕う言葉が難しいくらい、今のすべてを込めました!」

この日のイベントでは、映画の公開初日となる2月14日の前日、2月13日にも都内で舞台挨拶を開催することを発表。驚きの声が上がる中、加藤はこれから本作を観る会場のファンに向けて「この映画は、ファンキーモンキーベイビーズを愛してくれたみなさんには本当にいろいろなことを感じていただける映画になっていると思います。僕自身恥ずかしい気持ちを持ちつつこの作品を観ながら、この一年を振り返って、本当にドラマティックな一年だったなと思います。こうやって振り返ることができるくらい濃密な内容になっています。この映画は受け取り方によって感想が変わる十人十色な作品だと思いますので、この映画を観た皆さんの感想が、ファンキー加藤の今後の道しるべになる気がするので、ぜひ観た感想をなんらかの形で教えていただけるとうれしいです。」と熱い言葉で、舞台挨拶を締めくくった。

【作品情報】
『ファンキー加藤 / My VOICE ~ファンモンから新たな未来へ~』
2014年2月14日(金)バレンタインデーより、全国一斉公開!
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン


◆BARKS映画
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