オジー・オズボーン、ザ・ビートルズを前に支離滅裂

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ザ・ビートルズの大ファンで、グラミー賞授賞式でリンゴ・スターを紹介する役目を仰せつかったオジー・オズボーンだが、客席にポール・マッカートニーの姿を見つけ頭の中がカラっぽになってしまったそうだ。

◆ブラック・サバス画像

オジーはブラック・サバスのメンバーとステージに上がり、これから演奏するリンゴ・スターの紹介をし始めたものの、彼の口から出た言葉はすべて意味不明。隣にいたギーザー・バトラーは最初はシリアスな顔をしていたものの、こらえきれず大爆笑していた。

オジーの奥さんシャロンは、彼がこうなってしまった理由をこう説明する。

「オジーはザ・ビートルズにものすごく畏敬の念を抱いているから、リンゴを紹介するとき、ザ・ビートルズって言葉を発せられなかったの。下を見たらポール・マッカートニーがいて、ヨーコ(・オノ)の姿もあって…、なにも出てこなくなっちゃったのよ。圧倒されちゃったの。終わってから一晩中、ほかのメンバーにからかわれてた」

オジーのビートルズ好きは有名だが、想像以上だ。「オジーは生涯ずっとザ・ビートルズをアイドル視してきた。彼らがいたから、自分は音楽の道に進んだって言っている。オジーとは35年近く一緒にいるけど、彼は35年間1日も欠かさずザ・ビートルズを聴いてるの。バイクの事故でこん睡状態にあったとき、私達、病室でザ・ビートルズをかけまくってたのよ」


Ako Suzuki, London
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