麻衣、30年目ぶりにナウシカ<ラン・ランララ・ランランラン♪>を歌う

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2月25日に六本木STB139で行われる麻衣のライブにて、<ラン・ランララ・ランランラン♪>で知られる映画『風の谷のナウシカ』の劇中歌「ナウシカ・レクイエム」を歌うそうだ。

◆麻衣画像

映画の中で「ナウシカ・レクイエム」を歌っているのは、4歳の時の麻衣だ。それ以来彼女もライブなどで歌った事がなく、曲誕生後30年目にして初めて本人の歌唱で披露されるという。

当時4才の麻衣がこの曲を歌う事になったいきさつは、些細な事から。作曲者の久石譲は、当初、ボーイ・ソプラノの声での録音を考えており、幼いながら音感が良いという理由で仮歌を娘の声でラジカセに録音したのだという。あくまでも曲のイメージを伝える為のデモだったが、これを聴いた宮崎駿監督が「素晴らしい!」とそのまま採用が決定してしまったのだとか。

改めて麻衣の声で本番用のレコーディングをする事になったわけだが、訳もわからないままスタジオに連れて来られた彼女は「録音ブースは狭くて暗く、周囲が大人ばっかりだったので、とても怖かった…」らしく、とにかく早く終わらせたい一心で無我夢中で歌ったという。

そんな「ナウシカ・レクイエム」だが、今まで歌ってこなかったことに特に深い理由はないそうだ。今回のライブの選曲打ち合わせの際、周囲から是非本人の声で聴きたい!というリクエストが寄せられ、折しも映画公開から30周年にもあたるので久しぶりに、という気持ちで歌う事にしたのだとか。リハーサルで30年振りに歌ってみると、当時うまく出来なかった<ラン・ランララ・ランランラン♪>が、大人になって完全に歌えるようになっていたとのこと。

今回のライブでは「ナウシカ・レクイエム」はもとより、自身初めてとなる洋楽カバーにも挑むという。「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」といったスタンダード・ナンバーから、「デスペラード」(イーグルス)や「サムホエア・アウト・ゼア」(映画・アメリカ物語より)など、1940年代~1980年代の時間を超えたタイムレスな名曲の数々が披露される予定だ。歌の意味も知ってもらいたいと、スクリーンには彼女が和訳した歌詞を映し出す。自身のルーツでもある久石譲の楽曲や、リリーのテーマ(ハリー・ポッターと死の秘宝PART2)など、自身のオリジナル曲も披露される。

<Mai Sings Big Hits『麻衣 Special Live '14』 with a great gift from NAUSICAA 30th aniv.>公演概要
2014年2月25日(火)
@六本木・STB139 スイートベイジル
18:00開場/19:30開演
●主な演奏予定曲目(オリジナル・アーティスト)
※この世の果てまで/The End of the World(スキータ・デイヴィス/1962)
※デスペラード/Desperado(イーグルス/1973)
※小さな願い/I say a little prayer(ディオンヌ・ワーウィック/1967)
※ステッピン・アウト・ウィズ・マイ・ベイビー/Stepping out with my baby(フレッド・アステア、トニー・ベネット他/1948)
※リリーのテーマ/Lily's theme(映画『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』より)
※ひまわりの家の輪舞曲(映画『崖の上のポニョ』より)他


◆麻衣オフィシャルサイト
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