ザ・フーのフロントマン、ロジャー・ダルトリーがなぜ1983年に一度、バンドを解散したのか、その理由を語った。バンド・メイトであり友人のピート・タウンゼントを思いやってのことだったという。

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ダルトリーは、UKの音楽誌『Q』のインタビューでこう話した。「僕は1982年のツアーを“解散ツアー”って呼んだ。ピートがずっと、ツアーのプレッシャーについて話し続けていたからね。だから、僕は“彼からプレッシャーを取り除いてあげよう。そうしたら、自殺しないかもしれない”って思ったんだ。彼は当時、ドラッグにどっぷりとはまってた。僕は友人を失いたくなかったんだ」

バンドは2年後のライブ・エイドで再結成。1989年には結成25周年記念ツアーを行った。ダルトリーは「そう、1989年にツアーをやるとき、前言を撤回しなきゃいけなかったよ」と続けた。

間もなく、ダルトリーが毎年主催するチャリティ・コンサート<Teenage Cancer Trust>が開かれるが、ダルトリーはいつかこの公演にローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、ピンク・フロイドらに出演してもらいたいそうだ。「何年もストーンズと交渉している。ノーとは言われてないんだ。今年も頼んだけど、オーストラリアにいるからね」「その後はレッド・ツェッペリン&ジェイソン・ボーナムだ。それにもちろん、ピンク・フロイド。それからU2だね」と話した。

3月24~30日に開催される今年の<Teenage Cancer Trust>コンサートには、ザ・キュアー、スウェード、ワンリパブリック、エド・シーラン、パオロ・ヌティーニらが出演する。

Ako Suzuki, London