SonyのMac版オーディオ編集ソフトがバージョンアップ、「Sound Forge Pro Mac 2」

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フックアップは、Sony Creative Software社Mac版オーディオ編集ソフトウェアの新バージョン「Sound Forge Pro Mac 2」を3月14日より発売する。

Windowsプラットフォームで“業界標準”となっているオーディオ編集ソフト「SOUND FORGE」が、Macに対応、2012年に「Sound Forge Pro Mac」として登場。Mac OS X 向けに一から設計され、Macintoshプラットフォームでは数少ない業務レベルのツールとして好評を得ている。そして、今回リリースされる「Sound Forge Pro Mac 2」は、先行して発売されているWindows版「Sound Forge Pro 11」とほぼ同等の機能を搭載。ブロードキャスト品質のオーディオーマスターファイルの録音、編集、処理、レンダリングに最適なワークフローを提供する。また、業務用ツールとしては必須のバッチ処理を実現したツール「Convrt」(コンバート)も新たに同梱する。

通常版の他に教育機関向けのアカデミック版もラインナップ。また、Macitoshプラットフォームでの他社製オーディオ編集ソフトウェアのユーザーを対象としたお得な限定優待版(4月末までの期間限定)も用意する。さらにユニークなスペクトル表示によるオーディオ編集が可能なツール「SpectraLayers Pro 2」とのバンドルパッケージである「Audio Master Suite Mac」も通常版とアカデミック版の両方を用意する。

「Sound Forge Pro Mac 2」では、より詳細な表示をするメーター機能、ボーカルプロセッシングに特化したプラグインの装備、自動的に多くのファイルを一括処理を行うツールを装備し、Windows版の「Sound Forge Pro 11」と遜色のない使いやすさを実現。さらには「SpectraLayers Pro 2」との連携が強化され、波形による編集とスペクトルによる編集の2通りのオーディオ編集をシームレスに行うことができるのが特徴だ。おもな新機能は以下のとおり。

●バッチ処理を実現した“Convrt”ツール
数100といったファイルに対しフォーマット変換、信号処理、エフェクト処理、メタデータの追加などを一気に行えるツール。ファイルをインポートし、処理内容を設定、後は出力先を指定するだけ。Sound Forge Pro Mac 2とは別アプリケーションなので、 Convrtでバッチ処理の間も「Sound Forge Pro Mac 2」での録音や編集が可能。

●SpectraLayers Pro 2との連携
「Sound Forge Pro Mac 2」と「SpectraLayers Pro 2」(v2.1)との間でのデータ転送が簡単にでき、異なる手法を用いたオーディオ編集が相互に行える。たとえば大きなファイルを「Sound Forge Pro Mac 2」で開き、任意の選択範囲を「SpectraLayers Pro 2」へ転送。ユニークなスペクトルインターフェースによって編集されたオーディオをサンプル単位の精度で「Sound Forge Pro Mac 2」に戻せる。さらに編集、処理を行ってファイナライズ可能。

●iZotope社Nector Elementsプラグイン付属
ボーカル処理に定評がある、iZotope社製Nector Elementsプラグイン(129ドル相当)を同梱。ロック、ポップス、フォーク、ソウル、ボイスオーバー、会話などの幅広いジャンルのスタイルプリセットを装備し、簡単にハイエンドのボイス処理が行える。

●CALMメーター対応
新しいメソッド、EBU 128/CALM(Commercial Advertisement Loudness Mitigation Act)互換のメーター機能により、オーディオのダイナミックレンジをこの新しいルールに則って最大限に引き上げることが可能。

●イベントモードの強化
特定の範囲をイベント化。イベント中のマーカーやエンベロープを固定した状態で、高速な編集が可能。

●FLACファイルのサポート
業務用ファイルフォーマットとして多用されるFLACをサポート。ファイルサイズを抑え、メタデータも扱えるロスレスフォーマット。

●オートトリム/オートクロップ
オーディオファイル中の不要な無音部分をフェード設定に基づき、自動的に削除する。

●ボリュームプラグイン
選択範囲をこのプラグインにより、簡単にボリューム変更できる。

●カスタマイズ可能なツールバー
よく使うツールなどをまとめて、利用しやすくできる。

<Sound Forge Pro Mac 2がサポートするファイルフォーマット>
・読込み:3G2※、3GP※、AAC※、AIF※、AMR、FLAC、CAF※、M4A、MP3、MP4※、SDII、SND※、W64※、WAV※
・保存:3G2※、3GP※、AAC※、AIF※、CAF※、FLAC、M4A、MP3、MP4※、SND※、W64※、WAV※
※マルチチャンネルをサポート

<最低動作環境>
・Mac OS X 10.7 (Lion)、10.8 (Mountain Lion)、または10.9 (Mavericks)
・Intel Dual Coreプロセッサー以上
・200 MB以上のハードディスク空きスペース(プログラムのインストール用)
・2 GB以上のRAM
・インターネット接続環境(製品アクティベーション用)

◆Sound Forge Pro Mac 2
価格:37,000円(税別)
※通常版
◆Sound Forge Pro Mac 2 アカデミック版
価格:32,000円(税別)
※教育機関在籍者が購入対象
◆Sound Forge Pro Mac 2 限定優待版
価格:29,000円(税別)
※オーディオ編集/音楽制作ソフトウェアユーザー対象、2014年4月末までの期間限定出荷
◆Audio Master Suite Mac
価格:68,000円(税別)
※Sound Forge Pro Mac 2とSpectraLayers Pro 2とのセット、通常版
◆Audio Master Suite Mac アカデミック版
価格:48,000円(税別)
※Sound Forge Pro Mac 2とSpectraLayers Pro 2とのセット、教育機関在籍者が購入対象
発売日:2014年3月14日(金)
※ソフトウェア本体は英語版。日本語の電子マニュアルが付属。


◆Sound Forge Pro Mac 2 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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