吉川友が4月5日、定期公演<URA“HARU”テンプテーション? 定期的にイベントしてみっか!?>をAKIBAカルチャーズ劇場にて開催した。

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戦隊ヒーローが戦いの後に居酒屋やカラオケ屋で打ち上げする様子を描いた、よい子には見せてはいけない戦隊ドラマ(?)『乾杯戦士 アフターV』(テレビ玉ほか4月7日スタート)へ出演したり、この春には全国5都市ツアーが決定していたり、7月にはブラジル・サンパウロで開催される<アニメフレンズ>への出演が決定していたりと、精力的な活動を続ける“わがままボディ”。この日の公演は、新曲「URAHARAテンプテーション」にちなんだタイトルが付けられており、ステージ上手には桜の花も用意。春を感じさせるセットリストに春満開なトーク(?)で展開された。

「風のようなメロディー」からスタートしたライブ。(詳細は後述するが)最近体重計に乗ることを始めた効果か、はたまたファスティング効果か、ジムに通っているためか、もしくは目の錯覚か集団催眠か。きっかは、若干、スリムになったような気もするわがままボディでステージをところ狭しと動きまわって客席の熱気を高めていく。

さらに、「一瞬こうやって会場に入ってきた時にさ、ビックリしちゃったもん。なんか、強そうだよね。」と、さっそく本公演に合わせて販売された「吉川Tシャツ」を着た友フレ(吉川友ファン)を目にして「強そう」という、なんとなくその意味が伝わってくる感想を述べる。ちなみに今回用意された「吉川Tシャツ」は、黄色地で中央に大きく「吉川」の文字。ハロプロ研修生が着る、自分の名字が入っているTシャツの吉川友verだ。

最初のMCでは4月について。「4月といえばスタートの季節だと思うんです。この中に、新生活がスタートしたよって方、います? 多分、新学期、大学、高校……。」と、集まった友フレに挙手を求めるきっか。しかし沈黙の客席。きっかも「いない? ……いないねぇ。」と、同郷のマギー司郎のごとく茨城弁のイントネーションで呟きながらその光景を眺めている。しかし次に「じゃあ、会社とかで新入社員が入ってきて、教育係をスタートしたよって方?」という質問を投げかけると、客席からはパラパラと手が。すると「ほら、やっぱいるでしょ!」と、きっかもしてやったり。そして手を挙げた友フレを捕まえて「吉川友とその新入社員、どっちが面倒ですか?」と、質問。「どっちかっていうと……きっか? きっかのほうが扱いにくい? すみませんね。」と、大方の予想通りともいえる回答をファンから得た、面倒くさいアイドル・吉川友である。

そんなきっかは、というと、体重計に乗ることをこの春スタート。デビュー当時と比べて「指5本くらい太っていた」ということで、4月1日から折を見てファスティング(断食)をはじめたとのこと。ただ、食べ物大好きな吉川友は簡単に断食をできるはずもなく、公演へ向けてのエネルギー補充という名目で甘いものを口にしているそうだ(もっとも、ファスティングにも様々な方法があるので、きっかが甘いものを食べたからといってファスティング失敗、というわけではない、きっと)。

さらに久しぶりの単独公演ということで、ボイストレーニングとジムに足繁く通っている効果を実感し、自分でも驚きを隠せないきっか。次に「恋が終わってしまった友フレに捧げる」と語って、「会いたくなったら」をしっとりと披露。もし会場に実際に恋が終わってしまった友フレがいたら、きっと傷口に塩を塗るようなものだろうとこちらが心配してしまうほど、情感豊かに歌い上げていく。そしてサカノウエヨースケが綴った“恋愛哲学”「TO BE...」へ。

「この春、恋をしーちゃいましーた♪って人、います?」と、タンポポの名曲「恋をしちゃいました!」を口ずさみながら、再度、観客に質問を投げるきっか。しかしやっぱり沈黙の客席。これにはきっかも友フレも思わず苦笑する。するときっかは「ジングルかなぁ、ジングルじゃなくて……ジンクスっていうのかな。」と、過去に実際にあった女性ファンからの報告をもとに、「カップルできっかのライブに行くと別れる」という、なんだか恐ろしいことを匂わせていく。そしてそんな自分の発言をフォローするかのように、「でも、もしかしたらこの中で出会っちゃうかもしれませんし。」と、口にしたものの、「……なさそうですね。」と、即座に否定。4月7日スタートの『乾杯戦士 アフターV』の話につなげて、お茶を濁すのであった。

今度はセクシーかつパワフルな新曲「URAHARAテンプテーション」。大好きな後藤真希のような曲が歌いたいと、以前から事あるごとに話していた吉川友(ちなみにマイクの持ち方もごっちんと同じく、小指をマイクに沿わせるスタイルである)。この曲をもらってから、後藤真希の作品やDVDをよく観ていたと話していたが、確かに同曲でのステージパフォーマンスは、エイベックスへと移籍し、SWEET BLACKプロジェクトを経て後藤真希として再始動した当時のごっちんにも通じるものが感じられる。客席からは、これまでとは少し違うセクシーなきっかに大歓声と「かっこいい!」「最高!」の声が飛ぶ。なお、この曲のCD化は未定ながら、「もうそろそろ、早く、みなさんに、PVとしてもそうだし、CDとしても、この「URAHARAテンプテーション」と、もうひとつの新曲「いいじゃん」をお届けして、またリリースイベントとかで全国各地、飛び回っていきたい。」と、きっか自身も周りの大人たちへ期待を寄せていた。

公演では、久しぶりにカバーアルバム『ボカリスト?』から「MajiでKoiする5秒前」「17才」も披露される。後方に陣取った立見席の友フレをも巻き込んでの振りコピと、熱いコールで盛り上がりを見せていく会場(前方は着席での鑑賞が義務付けられている)。ちなみに21歳のきっかは、「17才」を歌いながら「もう21歳なのに17才の曲か。あ、なんか……捕まっちゃうのかな。」と、少し抵抗があったことを告白。友フレから、森高千里も「17才」カバーを発表したのが20歳前後だったことを教わり、少し安心した様子だった。なお、この流れのまま、ライブは「Candy pop」「ずっとずっとずっと君がスキだ」、そして新曲「いいじゃん」とアップテンポな楽曲を続けて本編が終了する。

アンコールでは、 7月に日本武道館公演を決めたスマイレージや、6月に開催する中野サンプラザ公演のチケットが即完したアップアップガールズ(仮)にも言及していく。このふたつの出来事でアッパーカットを食らった気持ちになったというきっかは、「きっかのブログでは、アップアップガールズ(仮)が見てるかと思って、“アップアップガールズ(仮)中野サンプラザおめでとう”って言ったけど、多分、今のきっかの性格上、意地汚いオンナなので(会場・笑)、なんだろ、本人に素直におめでとうって言えないと思うんですよ。」「この中にもアップアップガールズ(仮)の中野サンプラザ公演や、スマイレージの武道館公演を観に行かれる方も多いと思うんですけど、きっかも気持ちの整理次第で、観に行きたいと思います。」と、ともにハロプロエッグのメンバーとして過ごした仲間であるがゆえに、かつ、その言葉が変に曲解される心配のない友フレを前にしているからこそ、ストレートな表現で自分の素直な気持ちを吐露する。そして「逆に、きっかも中野サンプラザ、武道館、早く、みなさんをそういう場所に連れて行ってあげられるように頑張りたいなって思います。」と、あらためて意気込みを語ると、会場からは、そんなきっかの背中を押すような万雷の拍手が巻き起こった。

公演ラストは、第1部のトークイベントのために用意されたニセのアンケートで、きっかが“愛の世界”をテーマに綴った自作ポエムにもフレーズが引用されていた(?)「こんな私でよかったら」。ファンからも高い人気を誇り、きっか本人も「好きな曲」と言い切るこの曲で、<URA“HARU”テンプテーション? 定期的にイベントしてみっか!?>第2部は大団円を迎えた。

吉川友は、4月29日の仙台MACANAから全国5都市を回るツアー<吉川友 3rd Anniversary Live Tour ~そして世界は動き出すんだ!~>をスタートさせる。なお、22歳の誕生日ライブ<吉川友 聖誕祭 ~Happy 22nd Birthday to 友!~>は、5月3日にduo MUSIC EXCHANGEにて。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)


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