堂珍嘉邦、映画主役に「凄く光栄な気持ち」

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辻仁成が脚本・監督を務めた5月17日公開の映画『醒めながら見る夢』の完成披露試写会が開催され、辻仁成監督をはじめ、高梨臨、石橋杏奈、村井良大とともに堂珍嘉邦が登壇、質疑応答が行われた。

◆完成披露試写会画像

──堂珍さんは、舞台版に続いての優児役、しかも映画初主演でプレッシャーもあったかと思いましたが、オファーを受けた時はどんなことを感じられましたか?

堂珍:舞台が初めての挑戦で、貴重な体験だったんですけども、改めて映画の話をいただいて、優児という役に愛着が湧いてきて、凄く光栄な気持ちでした。

──主人公をひたむきに愛するヒロイン・亜紀を演じられた高梨さんは京都弁にも挑戦されましたね。

高梨:京都弁、大変でした。方言を話したことがなくて、ニュアンスが難しかったです。テープを頂いてたんですけど、お経のように毎日繰り返して、最初は歌を歌ってるような感じでした。

──映画化にあたって、監督が舞台を京都にした一番の理由はなんでしょうか?

辻監督:個人的に凄い京都が好きで、人が生まれて死ぬということの儚さみたいものを一番描けるのは京都かなと思って、是非、京都で映画を撮りたいと思っていて、その夢が叶って嬉しいです。

映画『醒めながら見る夢』は、堂珍嘉邦が『真夏のオリオン』(2009)以来2作目の映画出演で初主演を務めたドラマで、恋人とその妹との関係に揺れる真実の愛を探求するもの。


映画『醒めながら見る夢』
劇団の人気演出家・優児(堂珍嘉邦)とその恋人で劇団の看板女優だった亜紀(高梨臨)はひそかに結婚し暮らし始めていた。優児は次回公演の準備を始めたばかり。そんな彼の前に、ある日、亜紀の妹・陽菜(石橋杏奈)が現れる。亜紀のことで話があるという陽菜に対して、頑なに冷たい態度をとる優児。二人は亜紀には内緒で関係をもった過去があった。しだいに優児は、陽菜ばかりでなく、周囲をも遠ざけるようになっていく。そればかりか日々やつれ表情を無くしていった。そんな彼を見かねた劇団主宰・竜也(松岡充)が、優児の家を訪ねるが、そこで優児と亜紀の生活に隠されていた秘密が明らかになる。
脚本・監督:辻仁成
出演:堂珍嘉邦、高梨臨、石橋杏奈、村井良大、松岡充、高橋ひとみ
(C)2014「醒めながら見る夢」製作委員会
2014年/日本/カラー/107分/5.1ch/R-15
制作・配給:キノフィルムズ
5月17日(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

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