TFM『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』にEXILE ATSUSHI。『魔女の宅急便』制作秘話も飛び出す対談

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4月27日に放送されるTFM『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日23:00~23:30/TOKYO FM系列全国38局ネット)にEXILE ATSUSHIがゲストとして出演する。

ジブリ作品を通じて日本文化を世界に発信してきた鈴木敏夫と、ニューアルバムで「赤とんぼ」や「ふるさと」などの日本の童謡に挑戦したATSUSHI。ふたりの初対談は自然と「日本の文化」の話題へ。ATSUSHIが「他の国でライブをするとバラードでも一緒に盛り上がってくれるので、自信を持ってライブができる。日本人は静かにバラードを聴いてくれるところが素晴らしさでもあり特徴。エンタテイメントが進化しやすい環境だと思う。」と語ると、鈴木敏夫も「アカデミー賞の帰りに、ジブリ美術館に行ったが、“あれ? こんなにいいところだったっけ?”と思った。その良さとは、細かさ! 繊細さ! それが世界で評価されているんじゃないか。」と話し、「宮崎さんもそう。細かいところから決める。魔女の宅急便をどうしようか? と悩んでいた時、宮崎さんが“鈴木さん! これだ! リボンが大きいんだよ!”と言ってキキの絵を描いた。でもあとは何も決まってなかった(笑)」と、『魔女の宅急便』の制作秘話を明かした。

さらにふたりの対談は、人生論にまで発展。ATSUSHIは自分自身について「夢を見ながらも、すごく冷静に自分を見ている」と分析。「夢を見る力、(夢を)あきらめない素晴らしさもある。でもそれを冷静に見て、現実とのバランスの中で生きるセンスを身につけると日常に幸せを感じられると思う」と語ると、鈴木敏夫も「大賛成!」と意気投合。さらに鈴木は「若いクリエイターへのエール? 知ったこっちゃない。自分でがんばれよ」と前置きしつつも、「エンタテイメントは質的に大きな転換点を迎えていると思う。でもそれは、新しい世代が見つけるだろう。ジブリは30年。僕らは僕らの方法でやってきたが、今までと同じでやっていたらダメ。違うものを見せてほしい。」と、鈴木流のエールを贈った。

【番組概要】
タイトル:『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』
放送日時:毎週日曜 23:00~23:30(TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット)
パーソナリティ:鈴木敏夫


◆『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』公式ページ
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