住岡梨奈、地元札幌で5大都市ツアー完走「ワクワクをもっと届けたい!」

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住岡梨奈が4月24日、<second tour 2014 “ツムグコトバ”>のファイナル公演を地元札幌cube gardenで開催した。

◆住岡梨奈 拡大画像

このツアーは2014年3月にリリースしたシングル「言葉にしたいんだ」を引っ提げて行われたもの。これまでの大阪、福岡、東京、名古屋公演はどこも大盛況となった。

そして迎えた最終公演。客席が歓声に湧く中、バンドメンバーの堂島孝平(G)、小松シゲル(Dr)、須藤優(Ba)、渡辺シュンスケ(Key)と共に、軽やかに登場した住岡梨奈は、シングル「Hello Yellow!」で勢い良くこの日のステージをスタートさせた。

続くYO-KING提供曲の「Oh! Yeah」で一気に会場の温度を上昇させると、「地元にやっと来たぞ!」と笑顔全開でファンにご挨拶を。ライブは「追い風」、「ケセランパサラン」、「雪どけの街」など、アルバム収録曲を中心にした楽曲で、場内に爽やかな空気を送り込んでいく。

「実は、大学生の頃にこのステージで父親のギターを借りて弾き語りをしたことがある」という地元ならではのエピソードを披露した住岡は、ギターを持ってからはじめて作曲したという「ひつじ」をしっかりと歌い上げた。中盤には所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツの創立40周年にも触れ、ツアー恒例の先輩アーティストPUFFYのヒットメドレーへ突入。見事にマスターした振り付けには会場も大盛り上がりだ。また、奥田民生の名曲「夕陽ヶ丘のサンセット」ではバンドとの呼吸もバッチリなアンサンブルで楽しませてくれた。後半は「あかり」「ナガレボシ」を弾き語りで奏で、しっとりとした歌声が会場中を温かく包み込んでいく場面も。

ツアーファイナルにして地元公演ということもあって、ステージは終始リラックスムード。観客とのコール&レスポンスが会場をヒートアップさせる。「THE意識」ではギターをエレキに持ち替え、「センチメンタル」「ポーズ」では茶目っ気たっぷりのパフォーマンスを披露。そして本編最後の「言葉にしたいんだ」で、「はじめて素直に人に向けて書いた」と、言葉ひとつひとつを紡ぐように歌う姿が印象的だった。

大きな拍手に迎えられたアンコールでは、5月28日にリリースとなる新曲「flavor」が演奏された。同曲は春の到来を感じさせる曲調で、この日のクライマックスに相応しい鮮やかで表情豊かなサウンドが場内に鳴り響いた。続けて、彼女が一躍注目を集めるきっかけとなったテレビ番組『テラスハウス』主題歌に起用されたテイラー・スウィフトの「We Are Never Ever Getting Back Together」のカバーを披露。ラストは「これからみんなにワクワクをもっと届けたい! 今日は本当にありがとうございました!」と挨拶すると、一番自身の背中を押してくれるという楽曲「ハレノヒ」でツアー<second tour 2014 “ツムグコトバ”>の幕を閉じた。

なお、この日演奏された新曲「flavor」はiTunes、レコチョクなどで4月28日(月)から先行配信がスタートすることが決定したほか、同時にYouTube上でミュージックビデオの公開も予定している。

■<住岡梨奈 second tour 2014 “ツムグコトバ”>
4月24日@札幌cube gardenセットリスト
01.Hello Yellow!
02.Oh! Yeah
03.追い風
04.ケセランパサラン
05.雪どけの街
06.ひつじ
07.メドレー(「これが私の生きる道」~「アジアの純真」~「愛のしるし」~「渚にまつわるエトセトラ」)
08.夕陽ヶ丘のサンセット
09.あかり
10.ナガレボシ
11.THE意識
12.センチメンタル
13.ポーズ
14.言葉にしたんだ
EN.1 flavor
EN.2 We Are Never Ever Getting Back Together
EN.3 ハレノヒ

■<住岡梨奈 second tour 2014〝ツムグコトバ″>
4/08(火) 大阪Music Club JANUS
4/09(水) 福岡DRUM Be-1
4/11(金) 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
4/18(金) 名古屋ell FITS ALL
4/24(木) 札幌cube garden
SPECIAL BAND:堂島孝平(G)、小松シゲル(NONA REEVES:Dr)、須藤優(B)、渡辺シュンスケ(Key)


◆住岡梨奈 オフィシャルサイト
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