家入レオ、ツアーファイナルのNHKホールは満員御礼

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4月26日(土)、満員御礼の渋谷・NHKホールにて、家入レオ3rdワンマンツアー<~a boy~>東京公演が行われた。

◆家入レオ3rdワンマンツアー<~a boy~>東京公演 画像

2ndアルバム『a boy』を引っ提げ、3月1日の横浜・ランドマークホールからスタートした本ツアーは、3月の9公演がライブハウスツアー、4月の5公演はホールツアーという形で約2か月全14公演に渡り全国を巡った。

2013年1月から行われた1stワンマンツアーの6公演、2013年11月に行われた2ndワンマンツアーの4公演を経て行われた今回の3rdワンマンツアー。家入にとっては初の本格的な全国ツアー&ワンマン初のホール公演を成功させたことになる。総動員数は約1万7000人。

最終公演となった東京・NHKホール公演は、アンコールを含め2時間を超える熱演となった。ホール公演用に組まれた階段の舞台セットに登場した家入が、最新アルバム『a boy』収録曲「カーニバル」をアカペラで歌うシーンから幕を開け、続けて5thシングル「太陽の女神」「イジワルな神様」を披露。

MCでは「皆さん、今日は家入レオ3rdワンマンツアー<~a boy~>へようこそ。3月からスタートしたこのツアーも早いもので、泣いても笑っても今日でいよいよファイナルとなりました。皆さんと、とにかくひとつになって、そして音楽で心のキャッチボールして楽しみたいと思います。」とコメント。「今日のライブのことを思うとすごく楽しみなのと同時にすごく寂しくもあって、昨日はなかなか眠れませんでした。」と、最終日への心境を改めて語る場面もあった。

アコギを弾いての「チョコレート」、オーディエンスと一緒に歌うシーンが恒例となった「Hello」、激しい演出のロックナンバー「Free」など様々な表情をみせた前半パートに続き、「Linda」「Papa&Mama」「サブリナ」などのロック・ナンバーで会場も一際盛り上がりをみせていた。本編ラストの「希望の地球」では、「夢を追いかける皆さんと、そして自分にもエールを送りたいと思います。」とコメント、この日来場したお客さんに開場時に書きこんでもらったという「みんなの夢」が所狭しと記された“レオ・フラッグ”をまとってパフォーマンス。会場との一体感満載の中全20曲にわたった本編を締めくくった。

鳴り止まない「レオ」コールに、ジャングル大帝とのコラボレーションで誕生した“レオ・キャラTシャツ”で再び登場した家入は、「ミスター」「Message」「a boy」の3曲をアンコール披露。その後、バンドメンバーが去ったステージにひとり残り、当初予定になかったという「Say goodbye」をギター1本の弾き語りで熱唱。ツアーの終わりを惜しむかのような歌声は、この日に集まったファンにとってまさにツアーファイナルならではのサプライズ・プレゼントとなったのではないだろうか。

なお、この日のライブの模様は5月6日(祝・日)20時からWOWOWにて90分番組として放送される予定とのこと。

撮影:田中聖太郎

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