【ライブレポート】日本の音楽にシンガポール熱狂。<JAPAN NIGHT 2014 in MUSIC MATTERS>

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「今夜、MUSIC MATTERS Liveのここメインステージで、日本の音楽を迎えて<JAPAN NIGHT>を開催しよう! 準備はいいか! シンガポール、騒げ!!」

MCの<JAPAN NIGHT 2014 in MUSIC MATTERS>開幕宣言を受けて、CREAMが呼び込まれる。彼らによる“宴”は、日本のショーケースライブのスタートにもふさわしい、和テイストを盛り込んだヒップホップチューン「PARTY CHAKKA-MEN」から。さらにガチ上げ必至のパーティーチューン「Wonderland」へ。

トータルの再生回数が2400万回を越える彼らのYouTube公式チャンネル「CREAM VISON」。海外からもメッセージが数多く寄せられているとあって、ここシンガポールにもファンは存在し、現にMinamiとStaxx Tが街を歩いていたり、屋外でMTVのインタビューを受けていた時には声をかけられるほど。もちろんそんなファンたちは、このライブを心待ちにし、会場にも足を運んでいた。MC中、Minamiが4月30日にリリースされたニューアルバム『#nofilter』のことを紹介すると、会場の一角から「Got it!」の声が飛ぶ。思わずふたりから笑みもこぼれる。

『#nofilter』のリード曲「Nobody」では会場が「Nobody!」の大合唱。「#nofilter」「Shooting Star」で、見事なパーティー空間を作り上げたCREAM。「またシンガポールに戻ってきたいと思います。」と約束した彼らに、“C”のカーブを作った右手を掲げて応えるシンガポールのオーディエンス。先の会見で「(今夜のライブは)パーティーのようにみんなで騒いで楽しい時間にしたい」と意気込んでいたCREAMが、まさに思い描いていたであろう光景が、ふたりの眼前には広がっていたはずだ。


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