エルトン・ジョン『ザ・ミリオンダラー・ピアノ』がDVD化、ボーナス特典映像も凄い

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ラス・ヴェガスで人気コンサートとして長期公演され、2014年3月から4月にかけ日本を含む全世界で劇場公開されたエルトン・ジョンの『ザ・ミリオンダラー・ピアノ』が、ボーナス特典映像の追加を受け初のDVD作品としてリリースされる。

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1960年代から3億枚を超えるレコードセールスを記録、数多くのヒット曲を自らのピアノと共に生みだしたエルトン・ジョンだが、好評だった「レッド・ピアノ」コンサートに続き、さらに“音楽とスペクタクルの融合”を目指して企画され2011年9月にラス・ヴェガス、シーザーズ・パレス・ホテルでスタートしたのがこの「ザ・ミリオンダラー・ピアノ」コンサートだ。

「可愛いダンサ-」「僕にせまる自殺の誘惑」「黄昏のインディアン」など熱心なファンには嬉しい初期の名曲に加え、「僕の歌は君の歌」「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」「ブルースはお好き?」「アイム・スティル・スタンディング」「クロコダイル・ロック」「土曜の夜は僕の生きがい」など代表曲が次々と演奏される。壮大なライティングとスクリーンに映し出されるビデオやアニメーションとともに“音楽とスペクタクルの合体”が創り出されるカラフルな空間を捉えた見事な映像美だ。

なお、ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーによるトゥー・チェロズの参加にも注目だ。画面に大きく映し出される時のオーラはさすがで、エルトン・ジョンの名曲を盛り上げる大役を担っている。

ここでエルトンが愛用するグランド・ピアノは、YAMAHAがこのコンサートのために特別に4年もの時間を要し丹念に製作されたもので、68個のLEDビデオ・スクリーンにより映像やアニメなどを映しだす名曲に彩りを添えるもうひとつの主役となっている。

ボーナス映像のメイキングには、140万ドルの製作費をかけ、そのまま文字通り「ザ・ミリオンダラー・ピアノ」という公演名ともなったこの世界唯一のピアノを中心に、エルトンが一流の演出家とともにラス・ヴェガスの王となるべく雄大で贅沢なステージを作り上げていった過程が展開される。特に、ピアノ自体に映像を映すLEDを付けるという、それまでにないアイデアを長い歳月をかけて開発したYAMAHAのデザイナー、エンジニア達のストーリーも紹介され、エルトンと一緒に感動を創り上げていくその姿はドキュメンタリーとしても興味深い。

加えて、2012年のキエフ公演から4曲のボーナス映像も収録。本編では演奏されなかった「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」「サクリファイス」など、エルトンの代表曲も披露され、さらに彼の魅力に触れることができる作品となっている。



エルトン・ジョン『ザ・ミリオンダラー・ピアノ~フィーチャリングトゥー・チェロズ』
2014年6月18日発売
DVD:YMBA-10508 \3,800(本体価格)+税
1.The Bitch Is Back あばずれさんのお帰り
2.Bennie And The Jets ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)
3.Rocket Man ロケット・マン
4.Levon リ-ヴオンの生涯
5.Tiny Dancer 可愛いダンサ-
6.Your Song 僕の歌は君の歌
7.Mona Lisas And Mad Hatters モナ・リザ・アンド・マッド・ハッター
8.Better Off Dead 僕にせまる自殺の誘惑
9.Indian Sunset 黄昏のインデイアン
10.Blue Eyes ブルー・アイズ
11.Goodbye Yellow Brick Road グッバイ・イエロー・ブリック・ロード
12.ブルースはお好き? I Guess That's Why They Call It The Blues
13.Don't Let The Sun Go Down On Me 僕の瞳に小さな太陽
14.Philadelphia Freedom フィラデルフィア・フリーダム
15.I'm Still Standing アイム・スティル・スタンディング
16.Crocodile Rock クロコダイル・ロック
17.土曜の夜は僕の生きがいSaturday Night's Alright For Fighting
18.サークル・オブ・ライフCircle Of Life
【ボーナス映像】
●ザ・ミリオンダラー・ピアノ メイキング
●2012年キエフ公演
1.Candle In The Wind キャンドル・イン・ザ・ウィンド
2.Sacrifice サクリファイス
3.Sad Songs(Say So Much)サッド・ソングス
4.Don't Let The Sun Go Down On Me 僕の瞳に小さな太陽

◆『ザ・ミリオンダラー・ピアノ』オフィシャルサイト
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