日本初の“シンセサイザー”ドキュメンタリー映画第一弾、大阪が舞台の『ナニワのシンセ界』が9月公開

ポスト

スタジオねこやなぎは、日本で初めての本格的なシンセサイザードキュメンタリー映画第一弾『ナニワのシンセ界~The New World of Synthesizer in Osaka』(監督:大須賀 淳)を2014年9月に公開する。

本作の舞台となるのは、世界的に見てもユニークなカラーを持つ、大阪周辺地域の電子音楽・楽器シーン。ミュージシャンから開発者、スポット、歴史にまで、多彩な角度から迫る。英語字幕付きの海外版も同時公開予定。シンセサイザーブームが世界レベルで加熱の兆しをみせているなか、「日本発のコンテンツとして存在感の発揮を目指す」としている。


電子楽器を扱ったドキュメントは『Theremin - An Electronic Odyssey』(1993)、『Moog』(2004)、『I DREAM OF WIRES』(2013)など世界的な話題作も数多い中、世界有数の電子楽器大国である日本を舞台にした映画はこれまで制作されていなかったという。スタジオねこやなぎでは、本作を皮切りに日本の電子音楽・楽器シーンをテーマとするドキュメントをシリーズ化していく予定だ。

上映館、DVD販売/配信に関しては、スタジオねこやなぎが運営するモジュラーシンセサイザーの情報サイト「モジュラーシンセ・日本」で告知される。

また、映画の公開に合わせ、通算100年以上に渡る電子楽器の歴史を紹介する電子書籍シリーズ「シンセサイザーの歴史」(大須賀 淳・著)がキャンペーン価格の108円(税込)で順次刊行される。5月初旬にリリースされた第1巻「MS-20で辿るシンセサイザー通史」を皮切りに、さまざまな視点からシンセサイザーの歴史に迫る。なお、第1巻は2014年5月6日付けAmazon Kindleストア エンターティメント部門で売上1位獲得したとのこと。こちらもあわせてチェックしたい。

<プロジェクト概要>
タイトル:『ナニワのシンセ界~The New World of Synthesizer in Osaka』
上映館:未決定
その他リリース:DVD、ブルーレイ、ネット配信、及び上映イベント
映画公開日:2014年9月




◆モジュラーシンセ・日本
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報