<TOKYO GUITAR SHOW 2014>レポートその1 ギター&関連新製品多数登場、FENDER SHOW CASEなどライブイベントも盛りだくさん

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ギターと音楽を愛する方のための祭典<TOKYO GUITAR SHOW 2014>が、6月28日(土)、29日(日)にベルサール渋谷ガーデンで開催された。2002年にスタートしてから2014年で13回目となるTOKYO GUITAR SHOW。今回も数多くのブランド、ディーラーが出展。新製品からヴィンテージ、レアものまで豊富に揃ったギターやベースを見て、弾けて、購入もできるイベントには、悪天候にも関わらず多くの来場者を集まった。ステージでは豪華アーティストによるライブ、トークショーも行われ、非常に中身の濃いイベントとなった。

会場は2フロア構成。1階にはBOSS Play Zone & Stage、地下1階にはFENDER SHOWCASE、多くのメーカー/ブランドが出展するエレクトリックゾーンとアコースティックゾーンが設けられ、各エリアにはそれぞれステージがあるという盛りだくさんな内容。本稿ではFENDER SHOWCASEとステージ初日を中心にレポートする。


▲ギター、ベース、アンプ、アクセサリー、エフェクターなどあらゆる関連製品が数多く並ぶ会場内。


▲初日は朝からあいにくの大雨。多くの来場者が並び、開場を待つ(左)。会場内に入ると、事前にWebアンケートに答えることで参加できる抽選会。ギターやアンプ、レコーダー、ヘッドフォン、ジャックダニエル、Tシャツやキャップ、ライブチケットなど豪華な商品がゲットできる。


▲入り口すぐのブースで来場者を迎えるのはヘッドフォンメーカーBeats by Dr.Dre。ギター/アンプとともに試聴ができたほか、ギターとヘッドフォンを身につけての記念撮影も実施。楽器プレイヤー/スタジオ向けのモデルであるBeats ProをベースにTOKYO GUITAR SHOW 2014のために作られた世界でここにしかないスペシャルモデルを展示。Fenderアンプにマッチしたデザインがギターファンを惹きつけた。

■■FENDER SHOWCASE

世界最大の楽器ショーであるアメリカのNAMM Showにインスパイアされた「FENDER SHOWCASE」には、FENDERおよび傘下のブランドのギター、ベース、アンプ、アクセサリーなどが大量展示。FENDER CUSTOM SHOP、Squier、EVH、FENDER、 ACOUSTICS、Fender Amplifiers、FENDER ACCESSORIESなど、ブランドごとのブース並ぶ。ギター展示のそばにはアンプも用意され、音を出して試せるようになっている。


▲Fender Show Case入り口で来場者を迎えるのは、ロックの名曲を歴代のロックスターの写真とともに年代順に紹介した巨大なパネル(左)。その先にはStratocaster60周年記念モデルが。


▲Fender、Fender Custom Shopのギターがずらり。定番モデルから最新モデルまで、大量展示。実際に手にとって試すことができる。


▲American Deluxe Stratocaster Plus、American Deluxe Stratocaster HSS Plusは、ストラト60周年を迎えた2014年「未来」を合言葉にした新モデル(左)。3種のパーソナリティカードを交換することで、さまざまなワイヤリングへの変更が可能。カードは裏面のボディ・パックのボックスで行う(右)。


▲アンプコーナーにも新製品がずらり。写真右手前からPawn Shop Specialの新モデルRamparte、Vintage Reissueシリーズの65' Twin Reverb、スチューデントモデルのChampionシリーズなど。写真右のPawn Shop Special新機種Vaporizerは60~70年代のSF映画を思わせるルックス。


▲銀パネを復刻した'68 CustomのPrinceton Reverb、Deluxe Reverb、Twin Reverb各モデル(左)。ベースアンプにも新モデル。ゼロから再設計&リニューアルして登場のポータブルベースアンプ「Rumble」シリーズ。全10種類の幅広いラインナップで、自宅練習からライブ、レコーディングまでカバー。14,000円からという驚きの価格も魅力。


▲TAXMAN Telecaster、FSR Jaguar Ken Custom、Eric Clapton Stratocaster、Yingwie Malmsteen Stratocasterはじめシグネチャーモデルも多数展示。手にとって試すことができる。


▲Squier by FenderのブースにはSCANDALのシグネチャーモデル3機種がTOMOMI、HARUNA、MAMIの写真とともに展示(中)。米国フェンダー社にとって、記念すべき日本人女性アーティスト初のシグネチャーモデル。その他、スカルクロスボーン・ロゴの入ったAvril Lavigne Telecasterなども。


▲EVHのブースにはWolfgang USAやSTRIPED Seriesのギター、5150IIIシリーズのアンプなど限定モデルも含め展示。Wolfgang USA Special SignedのTobacco Burst、Vintage Whiteが参考出展(中)。


▲FENDER ACCESORIESのブースにはリリースされたばかりのフットスイッチABY PEDALや、Fenderのコンパクト・エフェクターDISTORTION PEDAL、DRIVE PEDAL、CHORUS PEDALがラインナップ(左)。当時の金型やマシンを使用して製作される純正のオリジナル・パーツ・レプリカのPURE VINTAGE PARTSシリーズも(右)。


▲こちらもFENDER ACCESORIES。キーチェーンやステッカーなどのアクセサリー(左)、ケーブルやストラップ(中)、ブックエンド(右)など豊富に揃い、その場で購入可能。


▲ギターだけでなくベースやウクレレもラインナップしたFENDER ACOUSTICSのブース。アコースティック・ギター・アンプAcoustasonicで試奏ができる状態でスタンバイ。


▲こちらもFENDER ACOUSTICS。テレ&ストラトシェイプのアコギTelecoustic V2、Stratacoustic V2のElectracousticシリーズ、マンドリンのMando-Strato、Artist Designシリーズからはハート型サウンドホールがキュートなAlkaline Trio Malibu、ウクレレのJimmy Stafford Nohea Ukuleleも。

■■フェンダーショーケース・ステージ 1日目

FENDER SHOWCASEエリアの一角に設けられたイベント最大のステージが「フェンダーショーケース・ステージ」。

28日、29日で異なるラインナップでアーティストのライブ、トークイベントが行われた。

1日目となる28日のラインナップは、Kelly SIMONZ(ケリー・サイモン)、UHNELLYS、佐々木亮介(a flood of circle)、Kenの4組。


▲フェンダーショーケース・ステージ初日のトップバッターを務めたKelly SIMONZは、「これぞロック!」なステージ。短いながらもユーモア溢れるMCをはさみつつ、ロックとクラシックの融合、ブルースなどを超絶テクニックで聴かせ、観客を大いに沸かせた。


▲UHNELLYSはKim(ボーカル/バリトン・ギター/トランペット)とmidi(ドラム/コーラス)の男女二人組。パワフルなドラムに、ベースとギターの中間の音域だというバリトン・ギターの多彩なトーン、トランペットのフレーズをリアルタイムサンプリングで重ね、ラップを乗せていくというスタイル。たった2人とは思えないサウンドとパフォーマンスを。


▲佐々木亮介(a flood of circle)はアコースティック・ギターの弾き語りで参戦。「酒の席で知り合った友人」と紹介されたDuran(Made in Asia/undervarにも)とともに、アコースティック・ギターをハードにかき鳴らし、ロックなステージを。使用ギターはFender AcousticsのKingmanとSonoran。


▲初日最大の動員を記録したのがトークイベント「Ken × Fender Amps Special Talk Show」。2013年に引き続き登場したKenは、ライブで使用しているアンプ'68 Custom Deluxe Reverbの音作りをエフェクターのセッティングも交え詳細に解説。Fenderアンプ新製品の試奏やQ&A、そしてセッションなどサービス満点、盛りだくさんの内容。イベントで使用したMustangアンプスペシャルプリセットはダウンロード公開された。

TOKYO GUITAR SHOW 2014
◆BARKS 楽器チャンネル
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