ブラジルで行なわれていたサッカーワールドカップの大会期間中、日本人アーティストを代表して、現地でライブを行なったSOLIDEMO。7月26日には、この報告会を兼ねた凱旋ライブを渋谷のMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて実施した。

◆SOLIDEMO 凱旋ライブ 画像

第一部として開催されたのは、SOLIDEMOが日本各地を旅した様子と、ブラジルで行なったライブについて報告する<ソリ旅! 遠征報告会>。会場では、まずメンバーが全国各地を旅しながら日本の伝統に触れる様子に密着した映像が、BSテレビ局・Dlife『ソリ旅!Road to BRAZIL~日本の誇りを学ぶ旅~』でオンエアされたものに未公開映像を加えて放映される。サブリーダーの向山が語った美白の秘密、母校を訪れた手島による後輩相手のエアサッカー……。

中でも大きな注目を集めたのは、長野で荒行に挑んだ木全と中山の模様。水行で木全の震えが止まらない姿もさることながら、中山優貴が逆さ吊りの荒行に挑んだ際の未公開映像が初公開される。崖の上で「ちょっと待って! 本当に!」と必死の抵抗を試みている中山の様子に、ファンからは「可愛い」というつぶやきと笑いが起こっていた。

映像公開ののち、SOLIDEMOはブラジルでのライブを彷彿とさせる浴衣姿でステージに登場。あらためて日本全国を回ったソリ旅を振り返ってのトークが行われる。「中山優貴ビビリ事件」については、冒頭に映像で紹介された逆さ吊りのほか、長野の宿での中山の虫へのビビリっぷりや、この日、長野から東京に戻る予定だったものの、中山が(逆さ吊りで)1時間ビビり続けたせいで帰京できなかったことなどが、同じく荒行を行なった木全の口から次々に暴露された。

一方、東日本大震災の被災地を訪れたリーダー・渡部は、被災したままで残っている学校の様子などを紹介しながら「(地元の漁師さんから)話を聞いて、あきらめないことを学んだ。」と、振り返る。同行した手島も「誇りをもって、信念を貫いてアーティスト生活を続けたい。」と、それぞれ決意を目に宿しながら語る。

さらにソリ旅の総括として、サブリーダー・向山毅は、「自分の未熟さに出会った旅だったです。これからのSOLIDEMOの活動に活かしていけるように、頑張っていきたい。」と、あらためての意気込みを口にしていた。

第一部のライブパートは、彼らがブラジルで行なったライブと同じセットリストで行なわれた。映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」と、世界的にも知られている日本の歌「上を向いて歩こう」は、ピアノをバックに。そしてフジテレビ系ドラマ『ファースト・クラス』のテーマソング「Heroine」と「ギミギミLOVE」。SOLIDEMOは、この8人だからこそ生み出すことができるハーモニーを心地よく響かせて集まったファンを魅了する。そして自分たちも「ブラジルを思い出すね。」「一緒に『上を向いて歩こう』を歌ってくれたもんね。」と、感慨深そうにステージを展開していた。

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公演前に行なわれた記者会見で、ブラジルライブを経験したことで「グループとしての団結力が強くなった」「日本人であることを誇らしく思えるようになった」と口にしていた彼ら。現地では、ブラジル戦当日にたまたま外出してしまい、すっかりお祭りモードになっている市民たちからワインを浴びるという、いかにもサンバの国らしい洗礼を受けたといったエピソードトークに花を咲かせた。

そんな彼らにとって、とりわけ思い出深いのが、中田英寿が大会開催期間中にサンパウロでオープンさせたnakata.net Cafe Sao Pauloにて、世界にその名を轟かせた中田英寿と三浦知良の両者に対面したという出来事。サッカー経験者でもある木全は、「中田さんに、自分たちの“ソリ旅”のアルバムにサイン書いてもらおうとしたら、中田さんが「カズさんにも書いてもらおう」と言ってくださって、カズさんを紹介してくれて。一気に緊張してしまい、カズさんに自己紹介した後からは覚えてないです。」と、その瞬間を思い出しただけでも今もなお興奮するかの如く語っていた。

そんなSOLIDEMOは、各地を回って日本の伝統に触れた“ソリ旅”の集大成として、この夏、富士山にアタック。「僕たちは日本人アーティストとして歌うだけでなく、日本の伝統文化やいいところを伝えていけるアーティストになりたいなと思い、まずは日本一の山で、世界遺産でもある富士山から歌を届けます。」と、メンバー全員の身長が180cm以上、メジャーデビューアーティストの中で平均身長日本一のこのグループが、日本一の富士山で歌唱したい、という野望を明かした。

text and press conference photos by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆BARKS POWER PUSH(新人アーティスト)