ジェラルド・ウェイ、初のソロアルバムは「電流を流すみたいな刺激」

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マイ・ケミカル・ロマンスのフロントマン、ジェラルド・ウェイが初のソロ・アルバム『ヘジタント・エイリアン』を発表した。

◆ジェラルド・ウェイ画像

彼のキャリアにとって初のソロ・アルバムとなる『ヘジタント・エイリアン(HESITANT ALIEN)』は、USではWarner Bros. Recordsより9月30日に発売を予定しており、日本盤も同時期に発売となる予定だ。米国時間8月19日(火)よりiTunesにて予約注文(プレオーダー)を開始、その場で「アクション・キャット」「ノー・ショウズ」がダウンロードできるようになる予定だ。

プロデューサーには、マイ・ケミカル・ロマンスでもタッグを組んでいたダグ・マッキーンを迎えている。ミックスは、アークティック・モンキーズやザ・ブラック・キーズなどを手掛けるチャド・ブレイクが担当している。

「このアルバムで、小さなものを大きく聴かせるようなサウンドにしたかったんだ。現在では最もラジオ・フレンドリーじゃないと言われる楽器:ギターを使って、100%妥協のない芸術/アートを創り上げることが僕の目的だった。創り出そうとしているサウンドには、もちろんファズ・ペダル・サウンドが多く使われるであろうこと、Fenderを使ってプレイするであろうこと、そしてアート・スクール時代の僕のギター・ヒーローは誰だったのか(メアリー・ティモニーとキャリー・ブラウンスタイン(ワイルド・フラッグ)の事だけどね)を見つめ直すであろうことは最初からわかっていた。そして、シューゲイザーやブリットポップからの影響をそのままサウンドに反映させたんだ。このソロ・アルバムの音で、聴いてくれる人達に電流を流すみたいな刺激を与えたいんだ」──ジェラルド・ウェイ

歌詞的には、ジェラルドはその時の彼の想いを切り取ったものになっているという。「それは闘いであったり、始まりであったり、平凡さと抽象的なものの中にある新しさの発見だったり…」とジェラルドは語る。

「ジャーヴィス・コッカー(パルプ)やデーモン・アルバーン(ブラー)によるブリットポップの歌詞を眺めてみたり、日々の生活から題材を見つけたりしたんだ。抽象的なものにも挑戦してみたりしたよ。ピクシーズやソロ・アーティストとして作品を発表してきたフランク・ブラックの歌詞も参考にしたりしていた。何かこういうものにしよう、といったコンセプトは何もなかったんだ」

ジェラルドは、自身にとって初となるソロとしてのライブを、8月22日と23日に行われるレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルで行う予定だ。



ジェラルド・ウェイ / 『ヘジタント・エイリアン』
1. Bureau / ビューロウ
2. Action Cat / アクション・キャット
3. No Shows / ノー・ショウズ
4. Casting Shadows / キャスティング・シャドウズ
5. Millions / ミリオンズ
6. Zero Zero / ゼロ・ゼロ
7. Juarez / フアレス
8. Drugstore Perfume / ドラッグストア・パフューム
9. Get The Gang Together / ゲット・ザ・ギャング・トゥゲザー
10. How’s It Going To Be / ハウズ・イット・ゴーイング・トゥ・ビー
11. Maya The Psychic / マヤ・ザ・サイキック

◆ジェラルド・ウェイ・オフィシャルサイト
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