ワンマンツアー<女の子を騙すだけの簡単なお仕事です。3>の仙台、大阪、名古屋公演を大盛況に収めたSick2が、2014年7月29日(火)、SHIBUYA REXにてファイナルを迎えた。

◆Sick2 画像

観客によってキラキラと照らされた会場に個性際立つ衣装とメイクを施したメンバーが登場すると、一段とステージが華やぐ。冒頭の新曲「CLUBSICK」から観客と息の合ったコールを見せるなど、Vo.ジェネ★の物怖じしない言動と統率力を発揮。また、左右にステップを踏みながら全身で観客と共通の振りを楽しみ、タイトル通りエンターテイメント性溢れる空間へと化した。この日初めての『Pendemix』でのデスボイスとモッシュに、狂おしい姿へと変貌していく観客。メンバーそれぞれ視線を落とす箇所を変えながら、余すことなく観客を畳み掛けていき、前半一気に4曲を披露した。

その場のフリートークから派生する巧妙なMCも見どころのSick2。人一倍運動量の多いジェネ★は必需品としているウィダーインゼリーを片手にトークを開始。早速、ワンマンライブにも関わらず、ろっしーことDr.大志の発言に冷ややかな態度を示す小悪魔(ファン)の一体となった空間作りに驚きつつ、そんなところにもバンドと観客の一体感と信頼関係を垣間見られた。2度目のMCではジェネ★の「世界のアイドル?」という問いかけに、合言葉のように「ジェネ★様!」と答えるいつもの観客とやり取りを、先ほど失笑を買ったろっしーを労い、ろっしーバージョンでやってみることに。その声に嬉しそうにする純真無垢なろっしーに対して「今のは夢だよ」と現実を見せる策士家ジェネ★のトークに笑いが絶えなかった。

中盤ではライブナンバー「Dignitas」「(8-bit)ch」が続き、メンバーがステージの際にまで身を乗り出すと、そこへ飛び込んで行く観客。その後リズム隊によるセッションが行なわれ、躍動感に突き動かされた観客は自然と拳を振り上げたりモッシュを繰り返し、更にその場を盛り上げて行く。また、ラスト「isotope」まで、ただ勢いに任せず、核心をついた歌詞など奥深い音楽性もしっかりとアピールし魅了していった。

すぐさまアンコールの呼び声の上がる中、その間にフルアルバムのリリース、レコ発全国ツアー、年末のワンマンライブツアーといった嬉しい告知を発表。「気が向いたら来てくれればいい」とジェネ★らしい口調で語りつつ「これからも高いところに目標を掲げてやっていきたい」という頼もしい抱負に、ますます今後の活動に期待を募らせた。

この日の最後を飾った「Lavi!」で、すべての思いを吹き飛ばすように全員で高くジャンプ。その光景に、歯に噛んだ笑顔を見せながら変わらないテンションで「サンキュー!」と言い放つジェネ★。また、後日解散するレーベルメイトついても「解散してもちゃんと来いよ!」と言及し、ファンに居場所と優しさをその場に残した。約2時間半もの間、文字通り全身全霊のステージで観る者を楽しませ、メンバー観客共々完全燃焼を果たし、ツアーの幕を閉じた。

取材・文/金川彩子

<女の子を騙すだけの簡単なお仕事です。3> 2014年7月29日(火)@SHIBUYA REX 1.CLUBSICK
2.Fiv Five
3.サイコロジカル・ラビリンス
4.Pandemix
5.SALIVA
6.(8-bit)ch
7.Dignitas
8.ヴィデオドローム
9.LIP SERVICE
10.赤いショートケーキ
11.Psycho=Jet
12.Dr.Earache
13.isotope
EN1.ロデオドライヴ
EN2.Lavi!

1st フルアルバム『RadioYerevan』
2014年10月29日(水)2TYPE発売
A-TYPE CD+DVD / ¥3,500+税 / PCM-154A
[CD]10曲予定 [DVD]MUSIC VIDEO 1曲
B-TYPE CD / ¥3,000+税 / PCM-154B
[CD]11曲予定
※両タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全10種)
※各ショップ特典、インストアイベントは後日発表

発売記念全国ツアー<Tripster tour act.1>
11月4日(火)新宿RUIDO K4
11月6日(木)仙台HooK
11月7日(金)新潟RED STAGE
11月12日(水)福岡DRUM Be-1
11月15日(土)神戸ART HOUSE
11月16日(日)心斎橋soma
11月23日(日)浜松FORCE
11月24日(月)HOLIDAY NEXT

<Sick2冬のワンマンツアー>
12月13日(土)仙台Space Zero
12月20日(土)心斎橋VARON
12月21日(日)HOLIDAY NEXT
TOUR FINAL
12月30日(火)高田馬場AREA
チケット詳細後日発表

◆Sick2 オフィシャル・サイト
◆BARKS ヴィジュアル系 V-ROCK