Berryz工房が2015年の春をもって無期限の活動停止をするという衝撃の発表から一夜明けた8月3日。メンバーはそれぞれ自分たちのブログでファンにあらためて報告した。発表されたコメントを中心にまとめてみる。

まず最初にブログを更新したのは須藤茉麻。8月2日の発表当日中に更新されたエントリーでは「Berryz工房は私達の青春の全てでした。」と記すとともに、“解散”ではなく“活動停止”であることなどを、中野サンプラザに行くことができなかったファンにもわかるように説明した(無期限活動停止の発表は、8月2日のHello!Project2014夏のコンサート『KOREZO!』中野サンプラザ公演中に行なわれた)。

そしてももちこと嗣永桃子。自分たちがBerryz工房として初めてステージに立った場所・中野サンプラザで活動休止を発表したことに触れた彼女のエントリーは、「ももちの宝物Berryz工房を知ってくれて、好きになってくれて本当にありがとう♡♡」「普段イロモノとなぜか言われてしまうももちが普通になじんでしまうBerryz工房は普通じゃない!!(笑)」等々、最初から最後まで、実にももちらしい言葉、そして写真で散りばめられていた。

熊井友理奈は「私は「Berryz工房」の一員になれてとーっても幸せ者です♡♡♡感謝しています。本当に本当にありがとうございます。」と、本人の声が聞こえてきそうなフレーズを残した。ちなみに発表の翌日、8月3日は、彼女の21歳の誕生日でもある。

雪の上に鯛の着ぐるみで寝転がるという、ある意味、衝撃的な内容の更新から5日ぶりのブログ更新となった徳永千奈美。「ステージから見た、みなさんは泣いてる人や、びっくりしてる人、1人1人いろんな表情をしていました。」と、発表の瞬間をステージ側から描写し、そして「メンバーとずっと一緒にいるのが、当たり前になってた自分がいます。」と振り返った。

毎日複数回ブログを更新することを欠かさなかったキャプテン・清水佐紀のブログが、発表当日の朝以降、しばらく更新がなかったことは、ファンを少しだけ不安にさせた。「突然の発表で、ビックリさせてしまいすいません。」とまず謝ったキャプテンは、1年くらい前からメンバー同士で何度も何度も話し合ってきたこと、7人全員が成人したことで、お互いを尊重しながら、自分たちの将来を見据えての結論であることを説明。そして「そして、残りの半年もみなさんの応援が私達にはかかせません!!!」と、春に向けてのさらなる応援を求めた。また、最近の更新(8月3日 21時 更新)では、発表後の反応を受けて「それまでと自分の気持ちがまた少し変わったような気がします。」と語るとともに「こんなにも想ってくれる仲間がすぐ近くにいたことをとても嬉しく思ったし、残りの時間を大切にしたい!!って思いました。」と、あらためての想いを綴っている。

しばらく更新がなかったといえば、菅谷梨沙子。ファンなら知っているとおり、Berryz工房の一番年下であり、ステージ上で言葉にならないくらい号泣する姿を見せるなど、人一倍感受性が豊かな彼女。そんな彼女が、メンバーの中で一番最後に、淡々とした報告という形でブログを更新したということ。これはつまり、今は、そういう書き方以上の言葉が自分の中でも見つからないのであろう、ということは想像に難くない。

そして夏焼 雅。副キャプテンとして清水とともにBerryz工房を牽引してきた彼女は、「みんなへ」というエントリーを公開。いつもどおり、ファンひとりひとりに語りかけるように、無期限の活動停止がみんなで何度も話し合って決めたことであること、Berryz工房は青春のすべてであること、仲は“普通”というメンバーが、自分にとって大事な宝物であり愛していること、さらに感謝の気持ちを綴る。そして「デビューの時は全員小学生だったね~ miyaはその頃から金髪の生意気女子でインパクトあったでしょ⁈ 笑(^^)」「考えたら、思い出がいっぱいあり過ぎるよ…」と、10年前を振り返った。

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また、自他ともに認める“ベリヲタ”のスマイレージ・福田花音は、「とてもとても悲しくて辛いです。」と、いちファンとしての素直な気持ちとともに、「まあ、なにがあろうとこれからもわたしは永遠にBerryz工房さん推し!!!! これからも永遠にベリヲタ!!! わたしも頑張らなくちゃね! ベリーズ行くべ!」と、さらに想いを強めるようにブログを綴る。

Berryz工房と同期であり、活動停止の報告を本人たちから直接受けたという℃-ute。リーダーの矢島舞美は、「今まで味わった事のない 心がズシッとくるような感覚でいました。発表の瞬間がこわかった。」とその瞬間を思い起こしながら、ハロー!プロジェクト・キッズのオーディションに合格する前からの付き合いであるBerryz工房のメンバーの決断に、「子供の頃からこの世界しか知らない私たちにとって、新たな事に足を踏み入れるのって凄く勇気のいる事だと思うんです。心配や不安だらけだと思うんです。それでも意思を固めたBerryz工房の決意は、きっと揺るがない」と、仲間を誇りに思う気持ちを記した。

10年にわたってハロー!プロジェクトで、つまりはアイドル戦国時代などと言われる前から、日本のアイドルシーンのど真ん中で活動してきたBerryz工房。そのほかにもHKT48・指原莉乃やSUPER☆GiRLS・前島亜美、そして奇しくも翌8月3日に自身もアイドリング!!!から卒業を発表した菊地亜美といった、他のアイドルグループのメンバーや業界関係者、さらに日本国内はもとより海外のファン(Berryz工房ファン、アイドルファン含む)の間に、衝撃と動揺が広がった8月2日。

この衝撃の度合いこそが、Berryz工房というグループが世間に与えていた、もしくは彼女たちから我々が直接的もしくは間接的に受けていた影響力の大きさをストレートに物語っている。

活動停止が予定されているのは2015年の春。なお、この発表後、つんく♂プロデューサーのブログなどには、Berryz工房のデビュー日や、2007年に最年少単独公演記録を樹立した場所での公演といったメモリアルな日程・場所を絡めた、ファンからの様々な要望が殺到している。

ちなみにまったくの余談だが、中野サンプラザでの発表の際に、普段はまったく泣かないのに、涙を見せてしまい「可愛いお顔が台無し~(>_<)」(本人談)というももちは、8月3日が誕生日の熊井友理奈の誕生会で、彼女が苦手なトマトを食べさせたそうである。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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