カシオ、好きな曲のコード譜作成を支援するiOSアプリ「Chordana Viewer」が印刷機能・メール送受信機能を新搭載

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カシオ計算機は、曲のコード(和音)進行を示す“コード譜”の作成を支援するiOS用アプリ「Chordana Viewer(コーダナ ビュワー)」をバージョンアップし、App Storeで公開した。

「Chordana Viewer」は、iPhone/iPod touch/iPadのミュージックアプリでいつも聴いている曲からコード進行を自動検出し、コード譜を作成できるアプリとして2013年10月に登場。ギター・ピアノ・電子キーボードなど手持ちの楽器で、お気に入りの曲のコードを演奏したい人に人気を博している。


▲光ナビゲーションキーボードとの接続例。AppleのLightning-USBカメラアダプタ(Apple)とUSBケーブル(市販品)や、iOSデバイス対応 MIDIインターフェイス(市販品)などが必要。

新たに公開された「Chordana Viewer Ver.2.0」は、コード譜の作成だけでなく、印刷やメール送受信も可能になり、演奏仲間とのコミュニケーションが広がったのがポイント。また、より多彩な曲に対応できるように、小節の検出位置を調整できる機能も追加している。すでに「Chordana Viewer」を購入済のユーザーは、無償でバージョンアップが可能だ。おもな機能の概要は以下のとおり。

●お気に入りの曲からコード譜を作成
オーディオファイルから、曲のコード進行を検出して表示。キーを指定すればコードも変換される。自動検出はもちろん、小節の位置を指定してのコード検出も可能で、幅広い曲に対応可能だ。なお、コード進行の検出は、楽曲のイメージに近いコードを、アプリが自動的に選択。楽曲によっては、原曲とまったくく同じコードにならない場合がある。

●コード譜の編集や配布が可能
自動作成されたコード譜は、ユーザーの好みに合わせてコード編集が可能。コード譜は、Air Print対応プリンタでの印刷や、Chordana Viewer Ver.2.0のユーザー同士でメールによるやりとりも。

●手持ちの楽器で伴奏が楽しめる
曲のコード進行だけでなく、ピアノの鍵盤やギターの弦を押さえる場所も、画面で確認可能。曲に合わせて手持ちの楽器で伴奏すれば、お気に入りのアーティストとの共演気分が味わえる。

●MIDI対応楽器との連携にも対応
MIDIに対応した電子楽器との連携が可能。鍵盤自体が光るカシオの「光ナビゲーションキーボード」と接続すれば、作成したコード譜のコードとルート音(コードの低音部)を光でガイドする。電子楽器との連携には市販のMIDIインターフェイスまたはアダプタなどが必要。詳細は下記リンクから。

●バーチャル楽器でも伴奏できる
画面上のバーチャル楽器(初期状態では4音色から選択可能)での伴奏も可能で、再生曲と伴奏を合わせて録音することも可能。曲再生は、ボーカルと伴奏のバランス調整もでき、耳コピにも役立つ。楽器音は、1データ100円(税込)~で追加可能。追加データの詳細は、 App Storeを参照。

<動作条件>
●iPhone
iPhone 4s(要iOS 6.0以降) 、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s●iPod touch
iPod touch(第5世代)
●iPad
iPad 2(要iOS 6.0以降)、iPad(第3世代)(要iOS 6.0以降)、iPad(第4世代)、iPad Air
●iPad mini
iPad mini、iPad mini Retinaディスプレイモデル

◆Chordana Viewer Ver.2.0
価格:1,000円 ※2014年8月5日現在のApp Store販売価格(税込み)

◆Chordana Viewer 製品詳細ページ
◆Chordana Web
◆カシオ計算機
◆BARKS 楽器チャンネル
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