flumpool、<RockCorps>主催のボランティアにサプライズ登場

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flumpoolが、8月13日に福島県 磯部海岸で行われた、<RockCorps supported by JT>主催のボランティアにサプライズで登場した。

◆<RockCorps supported by JT>主催 ボランティアイベント 画像

RockCorpsとは、“楽しみながら 、気軽に参加できる社会貢献の形”を提案し、人々に社会貢献活動への参加を推進するプロジェクト。参加者はボランティアを4時間行うことで、9月6日に福島県 あづま 総合体育館で開催される、<Celebration(セレブレーション)>のコンサートチケットを入手することができる。<Celebration>は、このプロジェクトを締めくくるライブイベントで、NE-YO、コブクロ、May J.、flumpoolの出演が決定している。全出演アーティストもまた、ボランティアイベントに参加することが必須となっているという。 これまで世界各国で行われてきた<RockCorps>だが、日本およびアジアでの開催は今回が初めてとなり、東日本大震災の復興支援を目的に、4,000人のボランティアによる、のべ16,000時間分のボランティア活動が行われる予定となっている。

8月13日、海岸清掃のボランティア作業が進められるなか、RockCorpsのTシャツを身にまとったflumpoolの4名が登場すると、参加者からは驚きや喜びの歓声がわきあがった。そしてメンバーは参加者に声を掛けたりしながら、積極的に海水浴場近辺のゴミの分別や台車を使っての撤去作業を行った。作業終了後はflumpoolから参加者へ<Celebration>参加引換券が配布され、山村隆太(Vo)が「みなさんとボランティア活動という同じ時間を過ごし、みんな被災地の復興に向けて自分ができることを真剣に考えているのだということがわかりました」とコメントし、猛暑の中行われたボランティアを締めくくった。

また、flumpoolは今回のボランティアの感想について、下記のようにコメントを寄せている。

  ◆  ◆  ◆

Q.被災地見て感じたことは?

山村隆太(Vo):まだまだ多くのゴミがあり、復興に向けての活動は全然終わっていないと思いました。

Q.今回のボランティアイベントに参加した感想は?

小倉誠司(Dr): 震災を風化させないためにも、こういった活動はすごく大事だと思います。何かを忘れることは大切 なことを失うということ。被災地への想いを風化させないために何かしたいと考えても、何をすればいいかわからないという人も多いと思うので自分も普段応援してくれるファンにこういった活動を伝えていきたいです。

山村:ボランティア参加者がみんな真剣だったことがとても印象的でした。震災があったことを風化させてはいけないと思っていましたが、普段離れたところに住んでいるため、実際に現地を見ることでわかることが多くあると実感しました。みなさんがロックコープスなどを通じて被災地復興に向けて活動 をしている中で、自分たちは音楽を通じて、想いを伝えていきたいです。

坂井一生(G):非常にいい経験になりました。たくさんの方とボランティアができて、これが音楽にも繋がっていくということが嬉しいです。そして、被災地について考えるいいきっかけになりました。

尼川元気(B):音楽ライブに行くためにボランティアを行うという、ロックコープスの仕組みはみんなが気軽に行動を起こすきっかけになると思います。真剣に活動することももちろん素晴らしいと思いますが、気軽にこういったイベントに参加する中で被災地について考えることも、とても大切だと思います。

Q.RockCorpsのコンサートイベント“セレブレーション”への意気込みを教えてください。

山村:セレブレーションでは、ボランティアに参加した、同じ志を持った人が集まると思います。みなさんが共有しているものを、さらに繋げるためにも音楽を届けたいです。

尼川:音楽以外の体験を共有して、コンサートイベントに集まることはあまりないと思います。セレブレーションではみなさんがボランティアを体験しており、 そういった根本の部分が充実しているところがとてもいいですね。

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なお、RockCorpsでは現在、9月5日、9月6日に実施されるボランティアへの参加者を300名募集している。<Celebration>に参加できるラストチャンスとなるので、オフィシャルサイトをチェックしてみよう。

◆RockCorps オフィシャルサイト
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