【イベントレポート】スマイレージ・福田花音「花音は大人だから限度ってものは知っている」発言に会場全体「えー!」

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先日、初の日本武道館公演を成功させたスマイレージが、お台場にあるMEGA WEBにて、17枚目のシングル「嗚呼 すすきの/地球は今日も愛を育む」リリースイベントを開催した。

◆スマイレージ 「嗚呼 すすきの/地球は今日も愛を育む」リリースイベント 画像

つんく♂プロデューサー曰く「少々センチメンタルで艶のあるメロディ」をコンセプトに曲作りを行なったという新曲「嗚呼 すすきの」からミニライブはスタート。当日はUVERworldがZepp Tokyoでライブを行なうことから、会場周辺にはスマイレージファンに加えてUVERworldファンの姿も多数目にすることができた。

「えっとー、今歌わせていただいた曲は、今日発売される新曲「嗚呼 すすきの」だったんですけども、この曲についてお話をしたいと思います。この曲は……」

大人びた世界観の新曲を披露したのち、和田彩花は新曲についての説明を口にしようとする。誰もが耳を傾けて、リーダーからの次の句を待つ。

「この曲は……花音ちゃん、どう?」

まさかの福田花音へのスルーパス。集まったファンから笑いが起き、福田も思わず笑みを浮かべる。そしてミュージックビデオに収められているエスカレーターのシーンで、降り口から福田を狙っていたカメラマンは、踏板に足を乗せて降りてしまわないよう、ステップを踏みながら撮影していた(のがツボに入って、福田は何度もNGを出した)という話や、電話をしているシーンでの電話相手がカメラマンで、和田は電話越しに仕草の指示を受けながら撮影していたといったエピソードを披露した。

そんな話の最中、本当に話したかったことを思い出した和田。「あと! ミュージックビデオに入ってないシーンがあるんですけど!」と、目薬を入れながら頑張ったという涙を流すシーンが、本編のミュージックビデオに一切使われていないことを「誰か(そのシーンをどこかで)観たら教えて下さい」と、訴えていた。

髪の毛の色が明るくなった竹内朱莉を「可愛い!」と弄ったのち、再びライブへ。「ヤッタルチャン」と「夢見る 15歳」を立て続けにパフォーマンスするスマイレージ。「夢見る 15歳」イントロでは、6人中5人が同じポーズをとる中で、ひとりだけ手を挙げ忘れたものの、間違えたと思わせないような実に堂々とした表情を浮かべて誤魔化す、“ライブ感溢れる”まろの姿を確認することもできた。

さらに最後は両A面シングルのもうひとつの新曲「地球は今日も愛を育む」へ。再び和田は言う。

「次、もうひとつの曲のお話をしたいと思うんですけども、もうひとつの曲は『地球は今日も愛を育む』という曲なんですよ。」

次の展開がわかりつつも、和田から出る次の句を待つファン。そして和田は、今度は竹内朱莉へのスルーパスを見せ、期待通りの展開に客席エリアからは失笑が溢れたのだった。

歌詞は難しいものの、ライブやイベントで披露すると、スタッフなど“大人の人たち”から好評だという「地球は今日も愛を育む」。福田は「ミュージックビデオ撮影の時にさ、めいめい思い出あるよね?」と、田村芽実へと話を振る。促された内容に気づいた田村と中西香菜は「言うんですか? ダメでしょ。」と言葉を濁しつつも、衣装スタッフのモバイルデバイスの中に入っていたプライベートな写真(自撮り写真)の話題で、会場の笑いを誘う。

「(衣装さんが)倒れこんじゃって。“もうやめて~”って床にゴロゴロ寝転がっちゃって。でもその時に、花音は大人だから限度ってものは知っているんですよ。(会場から“えー!”の声) “えー!”じゃないじゃん。知ってるじゃん。でも、めいめいとかななん、しつこく追いかけまして。奪い取ろうとしてたじゃん。」と、福田は田村と中西の悪ガキな言動を先輩として指摘。ところが、「そんなことないですよ。福田さんは後輩にそういうのを押し付けてただけですよ。」と、会場のファンを味方につけた田村に見事に逆襲されてしまう福田なのであった。

つんく♂プロデューサーから2年間で日本を3周することを命じられているスマイレージは、現在、11月末まで続く全国ツアー<スマイレージ ライブツアー2014秋 ~FULL CHARGE~>を開催中だ。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆BARKS Kawaii
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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