ザ・ビートルズ『MONO LP BOX』、アナログLP試聴会開催

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9月10日(水)に発売となるザ・ビートルズのアナログ復刻盤ボックス・セット『MONO LP BOX』日本盤のリリースを記念して、同作品に収録されるアナログLPの試聴イベントが開催される。

試聴イベントはリリースに先駆けて、9月8日(月)に東京八重洲のGibson Brands Showroom TOKYOにて完全招待制で行われる。『MONO LP BOX』に収録されるアナログLPの一部をハイスペックのオーディオ機器で試聴するとともに、司会進行を務めるピーター・バラカンによる同作品についてのトークも予定されている。イベントへの参加はザ・ビートルズのレーベル公式サイトからの応募となり、抽選で15組30名が無料招待される。

『MONO LP BOX』は、ザ・ビートルズのモノラル・アルバム11タイトル/14枚をアナログ180g重量盤に収録したLPボックス・セットで、音にもジャケットにも徹底的にこだわったアナログ復刻盤だ。ザ・ビートルズのモノラル・バージョンはステレオとは違ったミックスが施されている曲が多いが、初期から『ホワイト・アルバム』の頃まではモノラル・バージョンこそがザ・ビートルズが目指したサウンドだったと言えるようだ。

「当時のイギリスではステレオの技術はまだそれほど発達していなかったので、『サージャント・ペパー』まではザ・ビートルズとプロデューサーのジョージ・マーティンはモノ・バージョンを基本に作っていて、ステレオ・バージョンは二次的なものといってもいいぐらいです。しかし、モノラルでありながらもその音の深みと奥行きには驚くものがあります」──ピーター・バラカン

今回のアナログ復刻盤は、アビイ・ロード・スタジオにて各モノラル・アルバムのオリジナル・アナログ・マスターから直接リマスターしたもので、イギリスのモノ・レコードのファースト・プレスの音を聴きこんだエンジニアがその音と徹底比較しつつ、当時のデータをもとにデジタル技術を一切使わずにレコードをカッティングしたというものだ。

ピーター・バラカンによれば「質のいいオーディオで聞き比べると、CDや最近のハイレゾのファイルよりも、アナログのレコードの音にはいまだに越えられない魅力があります」という。


<ザ・ビートルズ『MONO LP BOX』試聴会>
2014年9月8日(月)
@Gibson Brands Showroom TOKYO(東京・八重洲)
開場 18:30 開演 19:00(終演予定 20:30)
・ザ・ビートルズ『MONO LP BOX』に収録されるアナログLPの一部分を試聴、およびピーター・バラカンによるトーク
・完全招待制/15組30名を招待
・ザ・ビートルズ・レーベルサイトにて応募受付 http://sp.universal-music.co.jp/beatles/
・応募締切:2014年9月1日(月)正午
・当選者には9月2日(火)中にメールにて招待状を送付予定

『MONO LP BOX』
2014年9月10日(水)日本発売(オリジナル発売日9月8日)
UIJY-75007 59,800円(税込)
アナログLP盤11作品14枚組BOX SET 完全初回生産限定 
輸入国内盤仕様(ブックレット翻訳、解説、歌詞・対訳付)
収録アルバム
『プリーズ・プリーズ・ミー』
『ウィズ・ザ・ビートルズ』
『ハード・デイズ・ナイト』
『ビートルズ・フォー・セール』
『ヘルプ!』
『ラバー・ソウル』
『リボルバー』
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
『マジカル・ミステリー・ツアー』
『ザ・ビートルズ』(2枚組)
『モノ・マスターズ』(3枚組)

◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト
◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト(海外)
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