【対談】逹瑯(MUCC) × 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、異種格闘技対談-Ring 番外編「偉いなと思って見てたよ」

ツイート

■やっぱり、誰も傷つけないことですかね。
■自分も傷つかないし。そこは絶対です!――鬼龍院

――寂しいなぁ、バンドマンって(しみじみ)。

鬼龍院:あははは。そんなもんですよ、現実なんて(笑)。

逹瑯:でもさぁ、キリショーってホントAV好きだよね。

鬼龍院:大好きです(即答)!

逹瑯:ねぇねぇ、でもさぁ、俺もAVってもんを見始めてもううん十年経つんだけど、1番最初に再生ボタンを押してから最後まで早送りなく見たことが一度もない訳。キリショーは早送り無しで見てんの?

鬼龍院:あぁ~、いや、僕もそうですね。早送り派です。

――つまりは、ハイライト再生ってことね。

逹瑯:そういうこと(笑)。

鬼龍院:間違いなくそういうことです(笑)。

逹瑯:ってことは、1時間の作品を5本見てる訳じゃなく、5時間で何本見てるってこと!?

鬼龍院:かなりな本数ですね(笑)。

逹瑯:ただ見るだけなの?

鬼龍院:ただ見るだけでは済みませんね(笑)。最終的には………

逹瑯:だよね!

――健康体だね。

鬼龍院:あははは。

逹瑯:にしてもそれ、タフ過ぎるでしょ!

鬼龍院:あぁまぁ(笑)。タフといえばタフなのかな(笑)。でも、それが唯一の楽しみなんですよ。だから、自分ではタフだとは感じていないというか(笑)。言ってみれば、プラモデルを作るのと同じでして。

逹瑯:いやいや、AV見るのとプラモデル作るのは違うでしょ(笑)!

鬼龍院:いや同じだと思いますよ(笑)。無心でプラモデルを作る感覚というか。きっとプラモデルが好きな人って、プラモデルを作っているときは嫌なことを忘れて没頭できるから、それが好きなんだと思うんですよ。僕もそうなんです。AVを見ているときは、悩みも解消されるし、嫌なことから解放されるんです!

逹瑯:何がそんなに嫌なことあるの?

鬼龍院:いやややや(笑)。嫌なことから解放されるためにAVを見るのではなく、見てると嫌なことから解放されるということなので、そこありきではなく、とにかく好きってことなんですよね(笑)。理由はそこだけです。

逹瑯:AVの魅力って何?

鬼龍院:やっぱり、誰も傷つけないことですかね。自分も傷つかないし。そこは絶対です!

逹瑯:あはははは(爆笑)。映画じゃダメなんだ?

鬼龍院:はい。映画は早送りが御法度みたいなところがあるじゃないですか。

逹瑯:好きなジャンルがあるの? 好きなAV女優が居るの? 何が決めてでチョイスしてるの?

鬼龍院:僕が選ぶ基準としては、ジャンルですね。

逹瑯:どういうの?

鬼龍院:洋ピン、マニアック、熟女以外です。

逹瑯:あはははは(大爆笑)!

――洋ピンって何?

鬼龍院:洋物です。いわゆる、金髪系のAVです。

――洋食より和食派ってことね。

鬼龍院:そうですそうです。

逹瑯:っていうか、キリショーにとってそこがインプットの場所だとすると、歌詞や楽曲にAVを見てインスパイアされたモノが吐き出されることはあるの?

鬼龍院:ありますね。

逹瑯:あるんだ(ビックリ)!

鬼龍院:はい。なくはないです。曲の案がなんとなく出てきているときにAVとか見ると、そこからだんだん案が錬られていくんです。

逹瑯:嘘でしょ(笑)。

鬼龍院:いやいや、ホントですよ。ありますあります。

――具体的に曲名を上げるとすると?

逹瑯:あ、知りたいわ。AV見て案が固まった曲ってどれ?

鬼龍院:ん~、どれだったっけなぁ? はっきりと覚えてないんですけど、結構あると思いますよ。特にメロというより、アレンジ面が多いので、“この曲は丸々1曲AVを見て書きました!”ってとこではなく、いろんな曲のアレンジ面にちょいちょいって感じなんです。

逹瑯:AVからインスパイアされるアレンジってどんなんだろう?

鬼龍院:なんとなく見ながら、曲もイメージしながらってとこで浮かんでくるんです。

逹瑯:家で見てるの?

――え!? 家以外でAV見ることってあんの!?

鬼龍院:ありますよ。個室ビデオ屋さんとか。まぁでも僕は、家で見てますけどね。

逹瑯:何インチのテレビで見てるの?

鬼龍院:いや、僕はテレビじゃなくパソコンで見てます。

逹瑯:そうなんだ。今さ、3DのAVとかあるんでしょ?

鬼龍院:ありますあります! あれ、試してみたんですけど、

逹瑯:さすが、早いね!

鬼龍院:はい! すごく期待してたんで(笑)。でも、ダメだなぁあれは。たぶん、制作側も、3Dというところを持て余してて、何をしていいか解らず、無駄にシャボン玉とか吹いちゃってるんですよ。

逹瑯:あはははは(大爆笑)! 

鬼龍院:だから、見ていても、ん~そこ? みたいなことになってて。だから、煩わしくなっちゃって、そこを外して高画質のテレビで見た方がリアルなんですよ。

逹瑯:そっかそっか。たしかに、3Dでおっぱいが飛出してくるならまだいいけど、飛出してくるのがシャボン玉じゃぁね(笑)。いや、そこいらない! みたいな。

鬼龍院:そうそうそう。そこ求めてない! みたいな。もっとリアルが欲しかった! みたいな感じですからね。だから、あれは流行らなかったんですよ。

◆インタビュー(3)へ
◆インタビュー(1)へ戻る
この記事をツイート

この記事の関連情報