元ジェスロ・タルのグレン・コーニック、死去

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ジェスロ・タルのオリジナル・メンバー、グレン・コーニック(B)が金曜日(8月29日)、亡くなった。鬱血性心不全を患っていたという。67歳だった。

◆ジェスロ・タル画像

1967年、イアン・アンダーソン(Vo)、ミック・エイブラハムズ(G)、クライヴ・バンカー(Dr)とジェスロ・タルの活動をスタートしたコーニックは、初期の3作『This Was』『Stand Up』『Benefit』の制作に参加、1970年に脱退した。その後、ワイルド・ターキー、カルタゴ、パリスなどのバンドで活躍。2013年にはワイルド・ターキーの再結成を計画していたものの、フロントマン、ゲイリー・ピックフォード・ホプキンスの死により実現できなかった。

イアン・アンダーソンは翌日、「グレンはとても気さくで誰とでも、とくにミュージシャン仲間と進んで友達になるような奴だった。いつも明るく、個人としてもミュージシャンとしてもタルの初期のステージ・パフォーマンスに陽気なはったりをもたらしてくれた。イングランド北部のいくつかのビート・グループで活動してきた彼のバックグラウンドや音楽の広い知識は、初期のタルのアレンジを確立する助けとなった」と追悼の意を表した。

合掌。

Ako Suzuki, London
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