【イベントレポート】<New Acoustic Camp 2014>、大団円のフォークダンス

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9月13日~14日の2日間、2014年で5周年目の<New Acoustic Camp 2014>が水上高原リゾートで開催、両日共に快晴の中、緑一面の芝と白樺の木立に囲まれたゴルフ場には7000人を超えるカラフルな装いの観客にあふれた。

◆<New Acoustic Camp 2014>画像

“音楽とキャンプと遊びが同じように在る”という<New Acoustic Camp 2014>は、その言葉通り、場内を埋め尽くすテント同様に、大人から子供まで楽しめるワークショップやアウトドアアクティビティー、飲食ブースが至る所に点在し、遊びに夢中の笑顔と笑い声が絶えず沸き起こっていた。Candle JUNEがフィールドデザインを手掛けた会場は、まるで音楽の鳴る村のような、どこか懐かしくも彩り豊かで、訪れた人々をにこやかな表情に緩めていた。

全ての出演アーティストがアコースティック編成でライブを行う<New Acoustic Camp 2014>の幕開けは、SOIL&"PIMP"SESSIONSによるパフォーマンスだ。アダルトな魅力とエネルギッシュなプレイで観客のテンションを一気に上げると、押尾コータローやハナレグミ with U-zhaan、the HIATUSの細美武士とウエノコウジ、masasucksの3人によるユニットMini-Atusらが音楽でも来場者を楽しませる。1日目のSTAGE YONDERのトリには、<New Acoustic Camp 2014>のオーガナイズを担うOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(OAU)が登場した。

普段着飾らない彼らが、リリースしたばかりの5年ぶりのフルアルバム『FOLLOW THE DREAM』のジャケットと同じモノトーンで統一された衣装でステージにあがると、大きな歓声が響き渡った。1曲目に同アルバムから「Ride Today」の演奏を始めると、さらに大歓声が会場を包む。終止、笑顔と歓喜に包まれたライブのアンコールには、<New Acoustic Camp 2014>のテーマ曲となっている「Making Time」を披露。観客のテンションも最高潮に達するなか、約2500人のフォクークダンスで大団円を迎えた。

2日目の早朝にはラジオ体操や500人が色とりどりのフリスビーを一斉に投げるBIG THROWが行われ、青空をマーブル模様に彩り、YOUR SONG IS GOODの陽気なアコースティックの音は朝早くからステージエリアを埋め尽くした観客を踊らせた。スガ シカオ、真心ブラザーズ、EGO-WRAPPIN'らが出演したステージの中には、他のステージに出演のアーティストが飛び入り参加する等、<New Acoustic Camp 2014>らしいハプニングも満載だった。

公演後にはオーガナイズを務めるOAUのTOSHI-LOWとMARTIN、Mini-Atusで出演した細美武士、CandleJUNEらが、渋滞やバスを待つ来場者の為に反省会をUstreamで配信し、最後まで来場者を楽しませ続けていた。



<New Acoustic Camp 2014>
9月13日(土)~14日(日)
@水上高原リゾート200
【出演アーティスト】
・安藤裕子
・荒井岳史(the band apart)
・Caravan
・EGO-WRAPPIN'
・フラワーカンパニーズ
・濱口祐自
・ハナレグミ with U-zhaan
・石崎ひゅーい
・JOHNSONS MOTORCAR
・片平里菜
・Keishi Tanaka
・奇妙礼太郎
・くもゆき
・mabanua with 関口シンゴ
・真心ブラザーズ
・Mini-Atus
・武藤昭平withウエノコウジ
・中納良恵
・O'Jizo
・orange pekoe
・押尾コータロー
・OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
・Predawn
・salyu × salyu
・SOIL&"PIMP"SESSIONS
・スガ シカオ(solo)
・高本和英(COMEBACK MY DAUGHTERS)
・TGMX(FRONTIER BACKYARD)
・the band apart
・つじあやの
・T字路s
・YOUR SONG IS GOOD

◆<New Acoustic Camp 2014>オフィシャルサイト
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