【連載】青SHUNコラム第23回 『青SHUN学園、初の海外遠征!Tokyo Crazy Kawaii in Taipeiに出演!』

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福岡発ロック系アイドルユニット 青SHUN学園の学園長(プロデューサー)SHUNです☆★

行ってきました!
初の海外遠征ライブ in 台湾「Tokyo Crazy Kawaii in Taipei」。

ここで台湾で開催された「Tokyo Crazy Kawaii」のイベントがいかがなるものなのか、おさらいしてみましょう!

9/12~9/14の三日間で開催された、音楽をはじめとする日本文化の祭典。Tokyo Crazy Kawaiiは、「ファッション」「音楽」「フード」「アニメ&ゲーム」「キャラクター(雑貨)」の5ジャンルのコンテンツを一堂に介し、日本からの参加企業・個人とともにオールジャパンチームでリアルな日本カルチャーを発信します。

また、「ビジネスマッチング」「イベント/SNS/WEB でのアプローチ」を軸とし持続的に海外へリーチすることで、単なるイベントとして終わらせるのではなく、海外での日本カルチャーのローカライズ及び日本企業・個人の海外進出をサポートする体制を整えたことが Tokyo Crazy Kawaii の大きな特徴です。昨年開催した第一弾のパリに続き今年は第二弾として台湾で開催します。

Tokyo Crazy Kawaii Taipeiでは、昨年のパリ同様、渋谷・原宿・秋葉原・築地・日本の5エリア、さらに今年から新たに追加となる浅草の全6エリアで、「ファッション」「音楽」「フード」「アニメ&ゲーム」「キャラクター(雑貨)」「祭り」など幅広いコンテンツを展開します。

また、Tokyo Crazy Kawaii Taipeiはイベントのサブタイトルとして”Thanks Taiwan”を掲げています。”Thanks Taiwan”には、3.11の東日本大震災の際に各国最多となる200億円以上もの義援金や救助隊の派遣などで多大なる支援をしてくれた台湾に対し、正式な恩返しをしたいという思いが込められています。イベントでは、チャリティー企画や障害者優待サービスなど様々なプランを予定しています。

という、とても価値があり、意義を伴うイベント。
文字通りこのイベントが上手くいくことは、きっと国境や言葉・文化を超えた異人種の相互理解の幕開け、そして世界が“ひとつになる”為の第一歩のきっかけをふみだしたことになるのかもしれません。

平和を紡ぐためには、きっと互いの「理解」が必要不可欠なんだと思います。
そして今回僕が激しく感銘と共鳴を受けたパートがあります、それは・・・

上記にもありますが、日本が東日本大震災で大変な時、ご自身たちのキャパも超えて少々無理をされたのでは!?と懸念してしまうくらいの膨大な義援金を、台湾の国民の皆さんから頂戴したこと。それを直に「ありがとうございました」と感謝を伝えよう!
そう推奨してくれたイベントだったのです。

それでは順をおって話していきますね!
まず日本は羽田空港からチャイナエアラインで松山空港に降り立ちました。
そこでまずびっくりした事は、現地のファンの方が数名、僕らのタオルを掲げ、熱烈に歓迎してくれたことでした。
「ようこそ!」と満面の笑みで迎えてくれたその気持ちに、初海外遠征という事で背負っていた不安という名の重圧を、いきなりのクロスカウンターでK.Oしてくれたような、実に晴れ晴れとした良い気持ちにさせてもらったのです。

今回はイベント当日の朝入りでしたので、そのまま会場に向かいました。
時差は一時間程度でしたので、まるで気になりませんでした。

会場に着くと、まずそのステージの大きさに度肝を抜かれました!
これは日本でも有数のロックフェス並だぞ!?大丈夫か、俺ら!?と、顔を見合わせて驚いたのを覚えています。
それもそのはず!日本でも著名なアーティストの皆さんが参戦しておられるのです。
•藍井エイル
•IA
•仮面女子
•STARMARIE
•でんぱ組.Inc
•美女♂men Z
•むすめん。
•桃井はるこ
•はるな愛
etc…
この中に青SHUN学園ももれなく参戦させて頂き、それはそれは、そうそうたるステージメイキングでした。

その後合同の控え室に入り、そわそわしながら準備を済ませ、時間が空いたら準備運動をしたり、ケイタリングをご馳走になったり!
そうそう、ここで初台湾の食事を戴きました、うんまかった★☆
甘辛系とでもいうのかな、濃い味なようで、あっさりな気もする。
いろんな食材をふんだんに使用し、様々な味が混ざって、個人的にはとても満足!
ステージへの活力が沸いてきたところで、出番です。

我らが青SHUN学園の前には、日本で最近仲良くさせて頂いている「仮面女子」さんがパフォーマンスされており、かっなっり!盛り上がっている様子。
このシュチュエーション、相手にとって不足はないぞと望みました。

きっと出演する青SHUN学園はじめ、出演するアーティストさんをしっかり予習してこられたのではないでしょうか??
のっけから現地のファン、来場された皆さんが楽しくノってくださっており、終始楽しく、激しい盛り上がりでライブは進みます。

そしてMCを挟む際、絶対に,、そして必ず伝えようと思っていたことがありました。
それはこのイベントの趣旨にもなっている、東日本大震災の時のお礼を伝えること。
『Thank you , Taiwan』

これは、下手に日本人が覚えたての台湾語で喋るよりも、自分達の母国語の言葉で、しっかり伝えたい。
そしてその言葉を、現地の通訳の方に同じポジション(ダブルセンターの位置)に立ってもらい、感情を込め、そこにいる台湾の皆さんに伝えて欲しかったのです。
一文一文、SHUNの日本語、次は通訳のカンちゃんの台湾語、相互を繰り返し、ゆっくりと、でも確実に伝えました。

~全文~
「これだけは伝えたいことがあります!」
「2011年に日本で起きた、東日本大震災。」
「今でも復興が続くほど、大変でした。」
「そんな中、台湾の皆さんが、日本にしてくれたこと。」
「とてもたくさんの義援金で、助けてもらいました。」
「僕たちはそれを、決して忘れません!」
「日本を代表し、お礼を言わせてください。」
「本当に、ありがとうございました!」
「そんな台湾の仲間の笑顔に、今日は会いに来たんです。」
「楽しんでいきましょう!」


言葉に答えてくれる、台湾の皆さん。
ステージには、日本人と、台湾人が、言葉は違っても、同じ方向性へ向かう先へと目線をそらさず、立っていました。それが本当に、心の底から嬉しかった!

音楽をやっていて、それだけじゃなくって、伝えたいことを伝えることができる環境に、今まで生きてきたことを感謝しました。
本当にありがとう。

ライブは続いていきます。
台湾の皆さんは、とても真面目で、楽しいことを最大限に楽しもう!とする素敵な国民性が伺えます。
特に、青SHUN学園のモチーフである、オカマの伊達アキ子ちゃんが登場し、メイン曲「男の娘の純情」を披露するやいなや、家族連れや一般のお客様がどんどん集まり、たくさんの人で盛り上がっていく景色が出来上がっていきます。

中でも、青SHUN学園はいつも通り。国も人も選びませんから、いつも通り、客席に降り、お客さんと一緒に楽しみ、主役の皆さんとライブを創っていきます。
サークルモッシュが出来上がり、カタコトで伝えた言葉で、リフトが完成し、SHUNが肩車され、客席を縦横無尽に走り回るのです。

最後の締めは、お客さん皆さんと一緒に肩を組み、「オーエーオー!」と掛け声を上げ、一体感を創る。そこは正しく、その日台湾で一番熱い現場だったのではないでしょうか?

ライブが終わり、響く歓声の中を後にし、少々休憩を挟み、物販・特典会の時間になりました。
最初は「来てくれるかな?」と不安でしたが、始まってしまえばどこ吹く風!
持ってきたグッズの一部は売り切れて品切れてしまうほど。
列は途切れず、今回、SHUN・伊達アキ子・原田まほ・夕島めぐみの4名で参加したのですが、沢山のお客様が特典会に参加してくれました。
改めて言わせてください!たくさんの“メンバーさん(お客さんの意)”に支えられ、交流し、熱い思いを交換し、楽しいひと時は足早に過ぎて行きました。

特筆すべきは、手伝ってくれたスタッフの皆さんが、自分たちのことのように声を枯らし、現地の方との通訳に回ってくれ、潤滑に行くように運営してくれました。
そこでも、この「Crazy Kawaii」の素晴らしい所だと思います。

物販・特典会も一息つき、いつものようにハイタッチで戻ります。
また来るからね、次は11月に会おうね!と言いながら。
200mほど離れた裏方への入口(スタッフルーム)までハイタッチで向かう途中・・・
途切れないんです、その列が!
前の方でハイタッチした方が、またはるか前方で先回りして僕らを待ち、なんとか途切れさせまい!と、まるで使命感を持っているようにも思えました。
とても感動的でした。

感動的といえば、日本人同士の交流もありました!
存在は知っているけれども、なかなか日本で関わる機会がなかったアーティストさんと、なぜか遠く離れた海外でご挨拶し、仲良くなるという不思議な、でもだからこその出会いもありました。
美女♂men Zさんは名古屋のイベントでご一緒させて頂いており、覚えていらっさってくれていましたし、むすめん。さんは今度10月末ののハロウィンでご一緒させて頂きます!こんな出会いも、フェスならでは、と言えるのではないでしょうか。

語るにはあまりに多い台湾でしたが、日本に帰国する際には、お出迎えより、少しだけ増えたファンの方が空港で待ってくれており、お見送りをしてくれました。
この温かい気持ちを持って、次回の11月開催「Little Tokyo Crazy Kawaii in Taipei」に臨みたいと思っています。
台湾の皆さん、ありがとうございました!また逢おうぜ☆★

◆青SHUN学園、二度目の海外遠征!
台湾で開催されるLittle Tokyo Crazy Kawaii Taipeiに出演が決定しました!
Little Tokyo Crazy Kawaii Taipei
2014年11月16日(日)17:30開場 18:00
9月15日よりチケット発売開始
チケット代800NTD

詳しくは是非「Little Tokyo Crazy Kawaii」で検索してみてください!


◆【連載】青SHUN学園 SHUNの「青SHUNコラム」
◆ノーメイク・オフィシャルサイト
◆青SHUN学園オフィシャルサイト
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