スリップノット「The Negative Oneはジョーイのことじゃない」

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スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーは、ニュー・アルバム『.5: The Gray Chapter』に収録される「The Negative One」がバンドを脱退したジョーイ・ジョーディソンのことを歌ったものだという噂を否定した。

◆スリップノット画像

同曲は、対立する相手を非難するような内容や「You Had To Be Set Free(お前は解放される必要があった)」との一節、またジョーディソンに“#1”のナンバーがついていたことから、彼に向けられたものではないかとの憶測が流れていた。

テイラーは「そんなこと考えてもなかった!」とUKの『Metal Hammer』誌のインタビューで話した。「このアルバムは物語だ。順を追ってじゃない。ごちゃまぜだ。でも、これはポールが死んだ瞬間からスタジオの外へ出るまでの4年間のこのバンドのストーリーなんだ。だから、特にジョーイのことってわけじゃなく、葛藤だったり、俺ら全員の中にある醜い部分に直面しようとした曲がある」

「「The Negative One」は俺のことだ。ジョーイのことじゃない。だから“Your choices are the negative one and me”ってあるんだ。2つをぶつけてるんだよ」「俺のことであって、俺だけじゃない。バンド全員のことだ。俺らはみんな、特にこのバンドでは、いろんな側面を持っている。俺らは、音楽で自分達のクレイジーでダークな内面を解き放ってるところがある。この曲で、そういった感情を受け入れ向き合い、吐き出した。そうしないで抑え込んでいたら、本当にネガティブな方向で爆発してしまう」

スリップノットの6年ぶりの新作『.5: The Gray Chapter』は、10月15日に日本先行発売。11月に<KNOT FEST JAPAN 2014>で来日する。

Ako Suzuki, London
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