テイク・ザット、ジェイソン・オレンジが脱退

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テイク・ザットからジェイソン・オレンジが脱退した。グループはこの後、ゲイリー・バーロウ、マーク・オーエン、ハワード・ドナルドの3人で活動を続けていくという。

◆テイク・ザット画像

ジェイソンは水曜日(9月24日)、以下のような声明を出した。「まず最初に、長年に渡って僕らが一緒に成し遂げてきたことを僕がどれだけ誇りに思っているか知ってもらいたい。しかしながら、先週のバンド・ミーティングで、僕はマーク、ゲイリー、ハワードにニュー・アルバムのレコーディングやプロモーションに参加したくないことを告げた。テイク・ザットとは人生で最高の時の数々を過ごした。僕にとって兄弟のような存在のバンド・メイトを含め、この旅を共にしてきた全ての人達に感謝したい。特に、優しくビューティフルで忠実な素晴らしいファンのみんなに感謝する。君達がいなかったら、全てのことが不可能だった。ありがとう」

ジェイソンは2011年に行われた<The Progress Tour>が終了したとき、脱退を考え始めたという。仲違いがあったわけではなく、彼個人による決断だという。

ゲイリー、マーク、ハワードの3人は「僕らにとって悲しい日だ。ジェイソンがいなくなるのは、仕事の面だけでなく個人的にはさらに大きな損失だ」とコメントしている。ジェイソンがグループを離れたいと考えているのは2年前に気づいていたが、しばらく個人の時間や空間を持つことで心変わりするのを望んでいたそうだ。しかし、それが叶わなかったいま、簡単なことではないが、彼の決断を受け入れリスペクトしなくてはならないと感じているという。

3人はすでに新作に向け曲を作り始めているといい、ジェイソンは「僕はマーク、ゲイリー、ハワードがどれだけ音楽を作るのを楽しんでいるか知っている。そして、彼らは僕がバンドが新しいチャプターに進むのを全面的に支持、激励しているのを知っている」と話した。

Ako Suzuki, London
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