メタリカのラーズ「U2の無料配信にものすごくインスパイアされた」
メタリカのラーズ・ウルリッヒ(Dr)は、賛否両論を巻き起こしたU2の最新作『Songs Of Innocence』のリリース方法に対し、そのチャレンジ精神を賛辞している。非常に刺激を受けたという。
◆ラーズ・ウルリッヒ画像
『Billboard』誌の対談で、Appleと交わしたU2の契約について意見を問われたラーズはこう答えた。「俺は、U2は最高にクールだと思う…。2014年のいま、既成概念にとらわれず物事を考える人や、何らかの形で音楽業界の現状を打破しようとしている人は称賛されるべきだ。俺にとっては、その試みが成功するかどうかは問題じゃない。俺らみんなに向かって、こういう改革的なものを投げつける度胸と先見の明があるってことだ。俺らはいま、自分らのクリエイティブ・プロセスにどっぷり浸かっている。それを一からやり直そうとするこのタイプの試みにはものすごく刺激される」
ラーズの意見とは対照的に、この画期的なリリース方法を批判する声も上がっているが、U2のボノは「ちょっとした騒ぎを起こす、それが僕らの仕事みたいなもんじゃないかな。だからそもそも、僕らはロックンロール・バンドにいたいって思ったんだ」とコメントしている。
Ako Suzuki, London
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