モーニング娘。'14が、現地時間10月5日にニューヨークにあるBest Buy Theaterにて単独コンサート<Morning Musume。'14 Live Concert in New York>を行なった。オフィシャルから届いたレポートを早速紹介しよう。

◆<Morning Musume。'14 Live Concert in New York>画像

先日の新メンバー加入発表をもって、現在、14名体制のモーニング娘。。だが、今回は新メンバーを除いた10人で渡米。モーニング娘。の海外公演は、2010年のフランス<Japan Expo>以来、またアメリカでの公演は2009年にロスでわれた<Anime Expo>以来2回目。リーダー道重さゆみ以外のメンバーは初となる海外公演となった。

会場のあるブロードウェイには公演の数時間前から長蛇の列ができるほど、コンサートを心待ちにするファンが集まっていた。カナダからこの公演の為にニューヨークに来たという25歳の女性は「フォーメーションダンスが面白いし、パフォーマンス力が高くてかっこいい。2005年に初めてモーニグ娘。の映像をインターネットで見てからファンになり、今回はSNSで知り合ったファン同士でコンサートに来た。」と語るほど、インターネットがきっかけや繋がりを作ったことがうかがえる。また、ニュージャージーからの20歳の女性は、「とにかく歌とダンスが最高で、才能がある。アイドル界では1番! ファン7年目にして初めてのモーニング娘。のコンサートに来れてすっごく楽しみです!」などと興奮をあらわに語っていた。

午後4時、オープニングのSEが流れ始めるとファンのボルテージも最高潮に上がり、2000人の大きな歓声が会場に響き渡る。「One・Two・Three(updated)」でステージが始まった。ファンの声援は日本での公演とは違う雰囲気で、まさにアメリカン。メンバーの歌に合わせて観客たちも「One! Two! Three!」と大きな掛け声で返すなど、1曲目からメンバーと会場の一体感がとにかくすごい。コンサート前にファンへのインタビューを行なった際、モーニング娘。のコンサートを初めて見る人がほとんどだったものの、メンバーの振りを真似て身体を動かしたり、掛け声をかけるタイミングの対応力は初めてとは思えない。インターネットでライブ映像やミュージックビデオを視聴しながら、コンサートの楽しみ方も事前におさえていたようだ。

3曲歌い終えたところで、道重が「みなさんこんにちはー!」と会場中を見渡しながら挨拶をすると、待ち望んでいたかのような大きなリアクションで、ファンからは日本語で「こんにちはー!」と歓喜の挨拶が戻る。このニューヨーク公演のためにメンバーが英語を勉強してきたことを伝えると、再び観客は喜びをみせ、メンバーの言葉に耳を傾ける。緊張のあまり途中で英語を忘れてしまったり、たどたどしいシーンもあったものの、英語で一生懸命に伝えようとするメンバーの姿は多くのファンに伝わったのか、幾度となくあたたかい声援がおくられていた。

小田さくらは、「今日は、“ありのまま”の自分で頑張ります!」と英語で伝えると映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let it go」のサビの部分を歌唱したり、飯窪春菜がマンガの大ファンでオタクであることを伝えると「オタク」というワードに響いたのか笑いが起こった。鈴木香音にいたっては自己紹介をしようとした途端に、MCの声がかき消されるほどの熱狂的な大歓声が起こるという事態が。これには鈴木はもちろんのこと、メンバー一同何が起こったのか驚きの表情をあらわにしていたが、海外での人気をダイレクトに実感した鈴木は、その理由を「自分の体積では? アメリカンサイズ(の体型)がちょっとうけてるんじゃないかと思います。」と屈託のない笑顔で語っていた。

メンバーの愛嬌ある素の表情がこぼれたMCコーナー後、再びステージはスピードを上げて展開していく。9期が加入して以降、ここ数年内にリリースされたEDMサウンドの楽曲では一糸乱れぬクールなフォーメーションダンスとパワフルなボーカルで魅了したかと思えば、笑顔全開で歌い踊る楽曲も繰り広げられる。そんな様々な楽曲のイントロが流れ始めた段階で、何の曲なのか瞬時に察し、歓声を上げ、一緒に歌うファンが多く見受けられた。日本の裏側の地にもモーニング娘。の楽曲がしっかりと浸透しているという事実は、ステージ上のメンバーからもよく見えていたそうだ。

アンコールで再びメンバーがステージに登場し、会場に集まったファンへ感謝の気持ちを伝えるために手紙を書いてきたと道重が話し始めると、会場は静まり返りメッセ―ジに真剣に耳を傾けた。

「ニューヨークのファンの皆さんへ 本日は、モーニング娘。'14のコンサートに来てくださり、心から感謝いたします。私は、現在日本で行われているコンサートツアーの最終日11月26日で、モーニング娘。を卒業します。モーニング娘。の一員としての活動の中で、今日こうして、この10人の仲間とニューヨークでコンサートが出来たことは、私の人生において、とても輝かしい経験と感動になりました。近い将来、再び、モーニング娘。のコンサートがニューヨークで行われることを強く願っています。モーニング娘。は、これからも世界中を笑顔にするために、歌い続けます。ありがとうございました!」── 道重さゆみの手紙

道重が英語で伝え終わると、それに応えるかのような大きな拍手と歓声が起こった。中には涙を流しながら道重のメッセージを聞く観客の姿もあったが、ラストの楽曲「Happy大作戦」が流れると、しんみりした空気は一転、再び会場内に笑顔が戻った。すべての観客が無条件に笑顔になり、サビではメンバー同様、隣どうしで肩を組み大熱唱が起きるなど、その元気でピースフルな世界観は万国共通であった。

道重はコンサート終演後、「本当にすっごく盛り上がって楽しかったなって思うんですけど、私自身はアジアツアー(中国・台湾・韓国)とロサンゼルスとパリでコンサートをさせて頂いた時に、こんなにも世界中にたくさんの人がモーニング娘。のことを好きって言って下さるんだな、嬉しいなって思いました。今回もニューヨークで初めてコンサートさせて頂いて、すっごく待ち望んで下さったんだなっていうのがリアクションからわかったので、来れて本当によかったなって思ったし、私としては卒業する前に、この10人でニューヨーク公演が出来たことがなによりも嬉しいなって思いました。」と、話していた。

初の海外公演を終え、次に行きたい国は? という質問には、「ブラジルで今度オリンピックがあるので、そのシーズンにコンサートで行きたい」という工藤遥と、「ブラジルの肉でBBQをするくらいブラジルの肉が好きだ」という鈴木が、ともにブラジルでコンサートを行いたいとコメント。また、飯窪からも12期メンバーの野中美希の英会話を活かして、12期メンバーが入った体制で海外でライブを行いたい、とさらなるグローバル活動に意欲をみせていた。

Morning Musume。'14 Live Concert in New York  
セットリスト
M1 One・Two・Three(updated)/全員   
M2 Help me!!(updated)/全員 
M3 わがまま 気のまま 愛のジョーク/全員 
M4 TIKI BUN/全員 
M5 ワクテカ Take a chance/全員 
M6 The 摩天楼ショー/全員 
M7 ブレインストーミング(updated) 
M8 I WISH(updated)/9・10・11期 
M9 ラララのピピピ/道重さゆみ 
M10 シャボン玉/全員  
M11 気まぐれプリンセス/全員  
M12 そうだ!We're ALIVE(updated)/全員 
M13 LOVEマシ-ン(updated)/全員 
M14 ザ☆ピ~ス!(updated)/全員 
M15 恋愛レボリュ-ション21(updated)/全員 
M16 Password is 0/全員 
M17 君の代わりは居やしない/全員 
M18 What is LOVE?/全員 
<ENCORE>  
EN1 時空を超え 宇宙を超え/全員 
EN2 Happy大作戦/全員 

◆BARKS Kawaii