【イベントレポート】幕末Rock「僕たち、超魂團(ウルトラソウルズ)です」

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11月2日(土)、Zepp Tokyoにてイベント<Break Out presents 幕末Rock 超絶頂★雷舞(エクスタシーライブ)>が開催された。

◆<Break Out presents 幕末Rock 超絶頂★雷舞(エクスタシーライブ)>画像

ゲームやアニメ、12月には舞台化も決定している『幕末Rock』だが、このイベントはテレビ朝日系音楽番組「BREAK OUT」の主催とあって、作中で超魂團(ウルトラソウルズ)と呼ばれるメインキャストの、谷山紀章、鈴木達央、森久保祥太郎、森川智之、小野賢章ら豪華声優陣も、冒頭からROCK全開のライブステージを展開した。この5人全員が勢揃いするライブは今回が初のこと。アニメと原作ゲームのテーマソング担当するvistlipも登場し、昼夜2回公演を敢行、大熱狂の一日となった。


昼の部はvistlipの登場と共にスタートした。アニメのテーマソングとなった「Jack」が披露されると、観客は早くもヒートアップ。続いて12月24日より6日間、天王洲 銀河劇場にて公演予定の超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』のキャストから、坂本龍馬役の良知真次、土方歳三役の輝馬、徳川慶喜役のKimeru(キメル)が登場。「幕末Rockはカッコいい曲がたくさんあって、テンションが上がります。公演に向けて、これからも頑張ります」とミュージカルへの意気込みを語った。


声優陣の登場を待ち望み、次第に熱気が高まる中、作中からの1曲目は「Rolling Thunder」。曲の始まりと共に坂本龍馬役の谷山紀章、高杉晋作役の鈴木達央、桂小五郎役の森久保祥太郎が登場すると、会場は大歓声に包まれた。

大興奮の中、2曲目の「What’s this?」が始まると、土方歳三役の森川智之、沖田総司役の小野賢章もステージに加わり、5人の出演者が一堂に会する貴重な瞬間となった。5人のユニゾン歌唱に加え、ソロパートの掛け合いも披露され、会場をさらに盛り上げた。

MCでは、「僕たち、超魂團(ウルトラソウルズ)です。ようやく5人揃ってステージに上がることができました!」と話し、会場からは暖かい拍手と声援が送られた。息ピッタリの5人の会話に会場からは笑いが溢れ、トークでも会場を盛り上げた。

続いて、鈴木のソロ「REACTION」では堂々たるステージングを見せつけ、観客の心をしっかり掴む。エレキギターの印象的な旋律で「重力のない世界」が始まると、「重力の中に飛び込もう!」と呼びかけながら森久保が登場、パワフルなパフォーマンスを披露し会場を縦に揺らした。

続いて、森川が登場し「モット!!!」を熱唱。サビ部分では、観客からも「モット!!!」と自然に声が起こり、会場との一体感はさらに高まる。ここで場内の雰囲気がガラッと変わり、小野が登場。「近藤さん、ありがとう」と沖田総司に扮してセリフを呟くと「残響 -feedback-」がスタート。会場中に甘い歌声を響かせ、観客を心を鷲掴みにする。

会場からの「龍馬」コールが飛び交う中、続いて谷山が「Crash My Head」を披露。ハイテンションでエンターテイメント性に溢れたステージを創り上げ、続いて、森川、小野がステージに登場。コール&レスポンスで観客を牽引し、「INTERSECT」がスタート。途中、谷山も加わり、熱い歌声を会場全体に響かせた。続いて、鈴木、森久保も加わり、5人揃って「RIDE ON THE WAVE」を披露。さらに続けて、ハイトーンボイスも織り交ぜながら「WHITE」を熱唱。今回のイベントタイトル通り、会場の空気は超絶頂(エクスタシー)状態、全力で歌う5人の姿に会場中が釘付けとなった。

贔屓(ファン)たちによるアンコールで再度5人が登場すると、場内は色とりどりに輝くサイリウムに照らされ、歓声が沸き起こった。5人全員で「五色繚乱」と「絶頂DAYBREAK」を歌唱し圧倒的なパフォーマンスを披露すると、会場の空気は最高潮に達した。





   ◆   ◆   ◆

昼の部に続き、夜の部も大興奮のステージだ。vistlip「Jack」から一気に会場を盛り上げ、「非常幻想-オーバーミラージュ-」の始まりと共に森川、小野が登場すると、大きな歓声に包まれ、会場中のサイリウムが光揺らめいた。さらに、谷山が加わり「INTERSECT」を披露。まるで会話をしているかのように、掛け合いながら歌うパフォーマンスで会場を沸かせた。

続いて、キャスト5名が揃って「絶頂DAYBREAK」を披露。迫力ある熱い歌声を会場中に響かせた。続いて、「聴くがいい!俺の歌がお前たちを光へと導く」と会場を煽りつつ、森川によるソロ「群青を射す光」がスタート。続けて森久保が「ハチノジディスト―ション」を情熱的に歌い上げ、さらなる歓声を湧き起こす。

大興奮の中、鈴木による「生きてゆこう」が歌い出されると、会場の空気は一変。色気漂う美しい歌声に、観客は酔いしれた。続いて、小野が「共鳴進歌」を丁寧に歌い上げると、思わず観客もうっとり。熱く、どこか切なさも感じられる「LAST SCREAM」を谷山が絶唱。鋭くも伸びのある歌声を披露し、会場を魅了した。

ここで、谷山より鈴木、森久保が迎えられると歓喜の声で会場が揺れる。コール&レスポンスで会場を操り、続いての曲「Rolling Thunder」へ。さらに、森川、小野が加わりキャスト全員が揃って「RIDE ON THE WAVE」「WHITE」を披露。5人一丸となったパフォーマンスは圧巻。会場は興奮のるつぼと化し、本日一番の盛り上がりを見せた。

会場からの「アンコール」の声援に迎えられ、5人が登場。「本当に楽しいステージとなりました。ありがとうございました!」と嬉しそうに語り、アンコールでは「五色繚乱」「What’s this?」の2曲を披露。全身全霊のパフォーマンスに、会場からの拍手は最後まで鳴り止まなかった。



<Break Out presents 幕末Rock 超絶頂★雷舞(エクスタシーライブ)>
2014年11月2日(日) 
@Zepp Tokyo
昼の部 開場 14:00 / 開演 15:00
夜の部 開場 18:30 / 開演 19:30
・vistlip
・超魂團(ウルトラソウルズ):谷山紀章、鈴木達央、森久保祥太郎、森川智之、小野賢章

◆『Break Out』番組オフィシャルサイト
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